タグ: 県境の駅 (1)

都道府県の境目、県境付近にある駅をめぐる鉄道の旅。
ローカル線では、次の駅が他県になるなど県境近くにある駅は、駅前や駅周辺などが、そこはかとなく寂れたというか、ひっそりとした雰囲気の駅が不思議と多い。秘境駅感やちょっとした最果て感漂わす駅もあり、独特の魅力を放つ。



廃線が濃厚になった日田彦山線不通区間の駅を代行バスで巡る

JR九州・日田彦山線、木造駅舎が復元された大行司駅

2017年(平成26年)の7月5日から6日にかけて発生した九州北部豪雨で、日田彦山線は大行司駅の駅舎が土砂で潰されたり、橋梁が壊されるなど、甚大な被害が発生し、添田駅‐夜明駅間で長期の不通が続いていた。JR九州は鉄道による復旧に難色を示し、それに抗う沿線自治体という状態が続いていたが…

倶利伽羅駅 (IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道)~明治の木造駅舎~

IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・倶利伽羅駅、明治築の木造駅舎

富山県の県境がすぐ近くにある石川県東端の駅・倶利伽羅駅で下車した。北陸新幹線開業でJR北陸本線が第三セクター鉄道化された区間、IRいしかわ鉄道とあいのかぜ富山鉄道の境界駅で、前者が管理する駅だ。JR時代から何度も通り過ぎた道だが、こうして下車したのは初めてだ…

居組駅 (JR西日本・山陰本線)~秘境駅の廃れた庭園跡~

山陰本線・居組駅、古い木造駅舎の前には緑豊かな庭園風の一角

山陰本線の兵庫県西端にある居組駅は秘境駅としても知られる。改修されているものの、古い木造駅舎が健在だ。駅舎正面出入口の両側は、生垣で囲まれた小さな庭がある。小さなとは言え、駅にこんな緑豊かな空間が丹念に整えられている様は、まるで庭園の中に駅があるかのようだ…

杉原駅 (JR東海・高山本線)~木造駅舎で雨音を聞きながら…~

JR高山本線・杉原駅、県境に近く秘境駅の趣き

高山本線の列車は、強い雨のためか数分遅れて杉原駅に到着した。駅は山間の斜面に立地し、ホームより一段高い所に駅舎があった。石垣の上に木造駅舎がある風景は独特の風情がある。階段の上には、「飛騨最北端の駅 杉原」と書かれた駅名標位の大きさの看板が掲げられていた…

牛ノ谷駅(JR西日本・北陸本線)~秘境駅感漂わす県境の駅~

JR西日本・北陸本線・牛ノ谷駅、改修された木造駅舎

約500m北が石川県という県境の駅で、福井県最北端の駅だ。地方の県境付近の駅は、どこか鄙びてひっそりとし、大げさに言うなれば、秘境駅っぽいと言うか辺境感のようなものさえ漂わしている事さえある。この牛ノ谷駅もそんな雰囲気を漂わす…

有田駅(JR九州・佐世保線)~「1964」 2大イベントに湧く日本の縮図は今も…~-

有田駅池庭跡、東海道新幹線開通と東京五輪開催の記念碑

有田駅の1番ホーム片隅にある枯上がった池の横を、今日もハイパーサルーンが走り抜けてゆく。数年後、松浦鉄道に乗り、有田駅で乗り換えの時間があった。有田駅と言えば、私の中では枯池を見た事が記憶に残っていた。前回はちょっと見ただけだったが、今回はもう少し時間がある…

女鹿駅(JR東日本・羽越本線~秘境駅に埋もれる池のある庭園跡~

羽越本線の秘境駅、女鹿駅構内に埋もれる枯池

5月の連休明け、女鹿駅への再訪を果たした。一日の列車本数が僅か1ケタという少なさで、朝の9時、下り列車は午後まで待たなければいけなかった。仕方なく、隣の吹浦駅から歩くしかなかった。小雨降る中、日本海を眺めつつとぼとぼ歩き続けた…

玉川口駅廃駅跡 (JR東日本・米坂線)~「廃」な風景広がるかつての駅~

JR東日本・米坂線、玉川口駅跡を見下ろす。鉄橋の向こうは県境で、新潟県。

米坂線の事を調べていると、玉川口駅の事を知った。1936年(昭和11年)年8月31日に、小国駅と越後金丸駅間が開業した事により、米坂線は全通となった。それと同時に、この区間の中間で、山形県の端っこの新潟県との県境近くに玉川口駅が設置された。駅舎と交換設備を備える駅だったと言う…

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