北陸本線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

印象的な北陸本線の駅を巡る旅

国有鉄道~JR西日本時代は、米原-直江津間の雄大な山や日本海沿いを駆ける353.8㎞の路線で、多くの特急列車が駆けた一大幹線だったが、北陸新幹線の開業と延伸により並行区間の第三セクター鉄道化も進んだ。残った米原‐敦賀間の45.9㎞、全12駅が現在の北陸本線の姿。



日本最古の駅舎・旧長浜駅舎をじっくり見る

日本最古の駅舎、洋風の長浜駅初代駅舎(現・長浜鉄道スクエア)

現役最古の駅舎として、1886年(明治19年)築と推定されているJR武豊線の亀崎駅の木造駅舎はよく知られている。しかし現役ではないものを含めれば1882年(明治15年)築の旧長浜駅舎が最古となる。官設鉄道が国鉄のはるか前身、工部省鉄道局の管轄だった頃で、北陸線(後に北陸本線)という名称が与えられる以前の古い時代の頃だ…

牛ノ谷駅(JR西日本・北陸本線)~秘境駅感漂わす県境の駅~

JR西日本・北陸本線・牛ノ谷駅、改修された木造駅舎

約500m北が石川県という県境の駅で、福井県最北端の駅だ。地方の県境付近の駅は、どこか鄙びてひっそりとし、大げさに言うなれば、秘境駅っぽいと言うか辺境感のようなものさえ漂わしている事さえある。この牛ノ谷駅もそんな雰囲気を漂わす…