バス旅(1) - 駅と駅舎の旅写真館

駅巡りをメインにした鉄道旅行系のウェブサイトなのに何でバス旅行!? でも駅巡りの旅に、バスはって切っても切れない関係がある。

例えばローカル線の駅巡りだと、列車の間隔がひどく空いていても、ちょっと調べると、運良く隙間を埋めるように並行するバス路線があり、バスに駅訪問を助けられる事も。

列車不通区間だと代行バスが鉄道に準じた存在で、鉄道廃線後の代替バスは鉄分が濃いバス路線と言える。



下船渡駅(JR東日本・大船渡線BRT)~鉄道時代からの木造駅舎が大改修されながらも残る…~

大船渡線BRT・下船渡駅、鉄道時代からの木造駅舎を改修

16年振りに大船渡線を訪れた。前回2006年は木造駅舎が残る折壁駅など、いくつかの駅で下車した。下船渡駅にも木造駅舎がある事は知っていたが、スケジュールの都合上、訪れる事ができず心残りだった。そしてあの大震災…、風光明媚な海沿いにレールが伸びていた大船渡線を何もかも変えてしまった…

沿岸バス・豊富留萌線乗り通しの旅(3)~羽幌から終点の留萌市立病院へ~

沿岸バス豊富留萌線(幌延留萌線)、羽幌ターミナルに到着

朝の8時20分に豊富温泉を出て留萌を目指す沿岸バスの豊富留萌線。初山別市街地を出て日本海沿いを走り続けた。このあたりでもうすぐ全行程の半分に差し掛かろうかという頃合いだ。もうすぐ羽幌町に入る。バスは何もない所にポツンと佇む小さなバス停をいくつも通過してゆく。ほとんどのバス停で乗降は無いけれど…

沿岸バス・豊富留萌線乗り通しの旅(2)~羽幌線と昔の自転車旅を辿る路~

沿岸バス豊富-留萌、上り坂に昔の北海道自転車旅行を思う…

日本屈指の長距離路線バスで羽幌線代替バスである沿岸バスの豊富留萌線(幌延留萌線とも…)の旅。豊富温泉で一泊した後は遂に留萌まで一気に南下する。朝、外はの雨が降りしきっていた。今日は半日、バスの中なので、まあこの日に本降りの日が当たってラッキーと言えるのかもしれないが。豊富温泉停留所に着いたが、バスが来る直前まで、反対の乗り場の建物の軒下を借り雨宿りをした…

沿岸バス・豊富留萌線乗り通しの旅(1)~豊富駅‐豊富温泉~

沿岸バス幌延留萌線、終点の豊富駅までラストスパート…

2020年夏、宗谷本線廃止予定駅訪問を中心とした4泊5日の鉄道の旅。色々調べていると、豊富駅と留萌というとんでもない長距離を走る路線バス、沿岸バスの豊富留萌線(幌延留萌線とも…)がある事を知った。豊富留萌線は、道北の稚内市の一つ手前、豊富町の豊富駅から、日本海沿いの初山別村、羽幌町などを経由し、道央の留萌市まで…正確には留萌市民病院に至る路線で、その距離164.9km、バス停の数は169、所要時間は4時間ちょっと…

宗谷本線・北比布駅、東六線駅、北剣淵駅~3駅を巡ったある夏の日の風景~

JR宗谷本線・東六線駅、待合室のレトロな駅名看板

2015年9月、石北本線の駅をいくつか訪れ、午後は宗谷本線南部の秘境駅にでも訪れようと思った。手始めは北比布駅だ。しかし、旭川‐名寄間の列車は十数本あっても、北比布駅…いや、これから訪れる東六線駅、北剣淵駅に停車する列車は特に少ない。快速なよろはもちろん、普通列車でさえ何本かは通過してしまう…

難関区間、美深町の秘境駅を攻める~宗谷本線 2021年廃止予定駅と気になる無人駅を巡る旅~1日目(2)~

宗谷本線・恩根内駅、夜を迎えた駅前

宗谷本線の無人駅巡りの旅一日目、いよいよ後半戦のスタートだ。名寄以北となると、少ない列車が更に減便されてしまい、駅巡りの難度がより増した。名寄‐美深間は下り列車だと一日4本という少なさ。あまりの少なさに、当初は紋穂内駅もしくは恩根内駅から、天塩川温泉もしくは咲来駅まで駅間徒歩をする計画を立てた。しかし、最低でも10㎞、最大で20kmに及ぶ距離のため無謀と思い計画を練り直した…

廃線が濃厚になった日田彦山線不通区間の駅を代行バスで巡る

JR九州・日田彦山線、木造駅舎が復元された大行司駅

2017年(平成26年)の7月5日から6日にかけて発生した九州北部豪雨で、日田彦山線は大行司駅の駅舎が土砂で潰されたり、橋梁が壊されるなど、甚大な被害が発生し、添田駅‐夜明駅間で長期の不通が続いていた。JR九州は鉄道による復旧に難色を示し、それに抗う沿線自治体という状態が続いていたが…