タグ: 洋風駅舎(1) 駅と駅舎の旅写真館

洋風駅舎(南海・浜寺公園駅)

身近な鉄道遺産、瀟洒なレトロさ溢れる洋風駅舎を巡る鉄道の旅

明治以降、西洋の建築様式を取り入れた建物が続々と建てられたが、産声を上げ発展著しい日本の鉄道についても例外ではなかった。ハイカラな駅舎は新しい文明の象徴として、当時の人々に眩しく映った事だろう。

明治、大正のロマン溢れる駅舎から、一部に洋風の要素が取り入れられた駅舎まで… 建てられた時代の香りを今に伝える洒落たレトロ駅舎。

(※ヘッダー画像: 浜寺公園駅(南海電鉄本線) )



上州一ノ宮駅 (上信電鉄)~味わい深い佇まいに包まれた木造駅舎~

上信電鉄・上州一ノ宮駅、レトロで味わい深い佇まいの木造駅舎

十数年振りに上信線の上州一ノ宮駅に降り立った。急角度の切妻屋根が特徴的な駅舎は、ホーム側はクリーム色で塗装されてるが、古い木造駅舎らしさ溢れる佇まい。窓枠や付け庇も古い木のまま。屋外改札口が残るのも昔の駅さながら。まさに昔の駅に降り立ったような感覚に陥る…

琴平駅(JR四国・土讃線)~こんぴらさん門前の洋風木造駅舎~

こんぴらさんのお膝元の洋風木造駅舎、琴平駅(JR四国土讃線)

特急南風で琴平駅に降り立った。アンパンマンのキャラクター達で溢れた大正の洋風駅舎、そして金刀比羅宮の門前の駅に、混乱した気分にさせされた。アンパンマン列車に慣れた地元の人々には日常の光景なのだろうが。しかし列車が行くと景色は開け、2・3番ホームを覆う木造の上屋の軒飾りには、こんぴらさんを意味する丸金(マルコン)マークがたくさんあしらわれていた…

門司港駅(2)~復原された大正築の重要文化財駅舎をもっと愉しむ~

夜になりライトアップされる門司港駅駅舎

竣工の大正当時の姿に復原された門司港駅の洋風駅舎。2階に復刻されたみかど食堂でランチをいただき、ヴェールが外され全貌を現した門司港駅舎を正面から堪能した後、右側に回り込み西に少し歩いた。すると駅構内の車両留置線横の扉が開いているのに気付いた。足を踏み入れたいけど、ここ一般人立ち入り禁止だよなあ…。しかし、ただの通行人が何人も駅から、または駅へと通り抜けていた。どうやら通路として開放されているらしい…

東佐野駅 (JR西日本・阪和線)~洋風な屋根が特徴的な小さな木造駅舎~

JR西日・阪和線・東佐野駅、駅開業の昭和14年以来の木造駅舎が現役。

東佐野駅の開業は阪和電気鉄道時代の1939年(昭和14年)1月9日。当初の駅名は泉ヶ丘駅。同社子会社が開発した泉が丘住宅地の最寄駅として設置された。阪和電気鉄道はその後、南海電鉄に合併。1944年5月1日に戦時買収により国有化され、東佐野駅に改名された。木造駅舎は開業以来のもの。急角度の半切妻屋根が特徴的で…

門司港駅 (JR九州・鹿児島本線)~昔の大ターミナル駅の姿を残した威風堂々の洋風木造駅舎~

大改修が終わり竣工の大正時代の姿に復原された門司港駅の駅舎

門司港駅駅舎の名声は、かつては駅舎というものに全く興味が無かったいち鉄道ファンの私でさえ以前から知っていた。とても古い洋風駅舎が残っていて、重要文化財にまでなったとか…。そんな駅舎が建てられたのは1914年(大正3年)。それから約100年後の2010年代、駅舎は大掛かりな保存修理が施され、建築当時の姿に復原された…

門司港駅、貴賓室とみかど食堂~古き良き時代が再現された駅舎2階~

門司港駅舎みかど食堂ランチコース、デザートとコーヒー

門司港駅と言えば、重要文化財に指定された大正3年(1914年)築の洋風木造駅舎が鉄道ファンならずとも有名で、往時の洋風建築が多く残り観光客で賑わう門司港レトロ地区の中心的な存在だ。歴史ある木造駅舎は2012年からの大改修工事に入り、2019年3月10日、私たちの前に復原された姿が完全に披露された。 その時に、駅舎2階に蘇った「みかど食堂」に向かった。

養老渓谷駅 (小湊鐡道)~三角屋根の木造駅舎は春めき行楽ムード漂う…~

2000年代の前半に訪れて以来、2度目の訪問。駅は月崎駅と終着駅となった上総中野間が、1928年(昭和3年)5月16日に延伸開業した時に開業。当初は朝生原駅という名称だったが、1954年(昭和29年)12月1日に現在の駅名に。その名の通り、自然豊かで温泉も湧く養老渓谷の最寄駅で…

鼓ヶ浦駅(近鉄名古屋線)~昔は大勢の海水浴客を迎えた小洒落た駅舎~

近鉄名古屋本線・鼓ヶ浦駅、小洒落た木造駅舎が現役

近鉄の白子駅から伊勢街道を歩き、隣の鼓ヶ浦駅までやってきた。だいぶ改修されているが、古くからと思われる木造駅舎が健在。駅舎をぐるりと囲むような軒が印象的だ。開業は、伊勢鉄道時代の1915年(大正4年)9月10日。当時は子安観音という駅名で、駅の位置は現在より300mほど南にあったという…

大磯駅(JR東日本・東海道本線)~駅前ロータリーの中の池庭~

JR東日本東海道本線・大磯駅、大正築の洋風駅舎

秋の青春18きっぷ的な「秋の乗り放題パス」で帰路に就きつつ駅巡りをしている時、大正築の洋風駅舎が残ると言う大磯駅で下車してみた。首都圏を思わす平塚駅までの風景とは一変、海に近いが高台の木々に囲まれた長閑な風景が広がっていた…

南甲府駅 (JR東海身延線)~重厚感溢れるターミナル駅風のレトロ駅舎~

JR東海身延線・南甲府駅、富士身延鉄道の本社が置かれた堂々たる駅舎

甲府駅から身延線に乗り3駅、南甲府駅で下車した。身延線はJR東海の管轄でオレンジ色の帯の313系電車がすれ違っていた。何本もの側線が広がる風景はまるで海が広がっているようで、出番待ちの313系や作業用車が留置されていてもなお余る。昔は貨物の取り扱いも盛んだったという。そして側線の向こうに見える駅舎は巨大だ…