星越駅(住友別子鉱山鉄道)~銅山閉山・廃線後も保存された木造駅舎~
愛媛県新居浜市の別子銅山は住友が開発・経営した日本有数の銅山だった。採掘された銅を運び出すため、「住友別子鉱山鉄道」「別子鉄道」などと通称される鉱山鉄道が明治に開業、住友により運行された。後に旅客輸送も開始。1977年に廃線となり、半世紀近くが過ぎたが、星越駅の駅舎は改修・保存されている。
伊予桜井駅(JR四国・予讃線)~改修されているけど木造駅舎らしさ溢れる…~
予讃線の松山行きの列車は、もうすぐ伊予桜井駅に到着しようとしていた。他愛もない事を考えながら車窓の外を見ていると、そんな考えを吹き飛ばすような佇まいに目を奪われた。今回、伊予桜井駅を訪問するつもりは無かった。しかし思いがけず魅かれ、列車が離れる程に、行きたいという思いが強くなった…
予讃線・下灘駅の荒れた日本庭園跡
青春18きっぷのポスターやプラットホームから瀬戸内海を望める事で有名なJR予讃線、愛媛県の下灘駅を訪れ、駅構内や周辺を歩いていると、駅舎の横に荒れ果てた庭園の跡を発見した。この庭園の遺構、よく見ると池もあったようだ…
予讃線・堀江駅の池庭跡~列車もう来るけど、反対ホームまでダッシュで見に行く~
かつての国鉄・仁堀連絡船を偲ぶように、呉線の安芸阿賀駅からか阿賀港まで歩き、呉・松山フェリーに乗り、夕暮れの瀬戸内海を渡り堀江港に到着した。港から5分歩くとJR四国・予讃線の堀江駅だ…
伊予和気駅 (JR四国・予讃線)~あの名駅舎のそっくりさん駅舎!?~
伊予鉄道のある駅でタクシーを拾った。ひと丘超え、暫くすると狭い道の中に入った。意外とこじんまりとした所のようだ。そして、タクシーは目的地のJR四国予讃線・伊予和気駅に着いた。私は駅舎を見て 「おお、確かに似ている…」と思わず口から出てきた…
予讃線・下灘駅~瀬戸内海を見渡す駅…栄枯盛衰の残り香~
青春18きっぷの販売時期になると、JRの駅に宣伝ポスターが掲示されたり、パンフレット置かれたりする。鉄道で旅する若者や、日本の美しい自然風景の中を列車が走るシーンが多いが、これがひとり旅や列車に揺られのんびり旅をしたいと思わせ写真ばかりだ。そんな風景に添えられるキャッチコピーもムードを一層高める…
三津駅(伊予鉄道・高浜線)~古色蒼然、そして瀟洒な木造駅舎へ…
鉄道の旅の延長で「駅舎」というものに関心が向き、色々な本を読み漁った。ページをめくるたびに現われる古く趣きある駅舎の数々に完全に魅了された。その中で、特に私の気を引き、絶対に訪れたいと強く思わせた駅がいくつかあった。伊予鉄道の三津駅は、そんな駅の1つだった…
伊予鉄道郡中線・郡中港駅とJR予讃線・伊予市駅
味わい深い木造駅舎が残る松前駅でふらり降りてみるなど、伊予鉄道郡中線の初乗りを楽しみ、終点の郡中港駅に到着した。小さな駅舎を持つ有人駅だ。街中にあるが、これが国鉄の駅なら…
伊予鉄道・郡中線・松前駅~歴史感じる古色蒼然とした木造駅舎~
伊予鉄道郡中線に乗車し、面白そうな駅があったら途中下車しようと思い、停車する一駅一駅を車内から見ていた。幾つか目に停車した駅舎の白壁が目に飛び込み、「よし、降りてみよう」と思った。そこは松前(まさき)という駅だった…