初代松島駅~東北本線旧線跡に残る洋風木造駅舎~
宮城県松島町にある東北本線の松島駅は2代目で、1代目は2.5㎞程北の内陸側に位置していた。初代の松島駅は日本鉄道時代の1890年(明治23年)4月6日に開業した。当時、岩切-品井沼間は現在の海側でなく、内陸側にレールが敷かれていた。しかし「海線」が開業すると、旧来の「山線」は廃止された。廃止され半世紀以上過ぎているが、初代の松島駅は当時の駅舎が転用され残存している…
渡波駅(JR東日本・石巻線)~ひそかなレトロさが楽しい洋風木造駅舎~
渡波駅の開業は1939年(昭和14年)10月7日。その時以来の木造駅舎が東日本大震災を乗り越え現役だ。駅舎は一見きれいに改修されシンプルだ。しかし縦長の大きな窓や待合室天井の造りなど、洋風の造りが印象深く、随所にレトロさを残している
品井沼駅 (JR東日本・東北本線)~素朴な造りを残す昭和の木造駅舎~
木造駅舎が残る東北本線の品井沼駅。この駅は1918年(大正7年)8月16日 、旧線区間の松島(旧駅)‐鹿島台駅間に幡谷信号所として開設されのがルーツだ。1932年(昭和7年)12月26日から旅客取り扱いが開始され、その時に品井沼という駅名が与えられた。今の木造駅舎はそれ以来のものだ…
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