大磯駅(JR東日本・東海道本線)~駅前ロータリーの中の池庭~

秋の青春18きっぷ的な「秋の乗り放題パス」で帰路に就きつつ駅巡りをしている時、大正築の洋風駅舎が残ると言う大磯駅で下車してみた。首都圏を思わす平塚駅までの風景とは一変、海に近いが高台の木々に囲まれた長閑な風景が広がっていた…
根府川駅~東海道本線の数少ない無人駅、慰霊碑と池庭…~

木造駅舎が残る神奈川県のJR東日本の根府川駅で下車してみた。東京‐熱海間の長大編成の普通列車が何本も行き交い、東海道本線東京口の圏内とも言えそうだが、ここまで来るとローカル色も混じり始める。根府川駅は美濃赤坂支線の美濃赤坂駅と荒尾駅を別にすると、東海道本線唯一の無人駅だ…
稲荷駅 (JR西日本・奈良線)~鯉が泳ぐ池があるミニ庭園~

伏見稲荷大社のJR側の最寄り駅、奈良線の稲荷駅で下車した。プラットホームから駅舎へ降りる階段を下っていると、左手に緑豊かな一角があるのが目に付いた。よく見ると、その中には池があった。しかも枯れていない!昔は、駅構内に池のある小さな庭園があった事が多いようだが…
美濃赤坂駅 (JR東海・東海道本線)~味わい深い木造駅舎が佇む終着駅~

大垣始発の列車は、ものの6分で終点の美濃赤坂駅に到着した。大動脈の東海道本線から約2kmばかりちょろっと分岐すると、美濃赤坂線(赤坂支線)はこれでおしまいだ。レールはこれで途切れる。1面1線のホームで旅客列車はここで行き止まりだが…
新垂井駅跡 (東海道本線・新垂井線)~廃駅花見~

東海道本線の新垂井駅が開業したのは戦時中の1944年(昭和19年)10月11日。その開業は戦争の副産物だと言えるだろう。従来の垂井駅経由の東海道本線、大垣から関が原の区間は急勾配が続き、当時は補助の機関車の助け無しに超えることが出来なく、迅速に軍用物資を運ぶ妨げになっていた…