網代駅(JR東日本・伊東線)~温泉街に佇む洋風木造駅舎~

網代駅の開業は1935年(昭和10年)3月30日。熱海-網代間が伊東線最初の開業区間で、3年後に伊東まで全通するまでは当駅が終着駅だった。駅舎はスペイン風のオレンジ色の瓦や、岩風の装飾を施した腰壁が印象的な洋風木造駅舎…
来宮駅 (JR東日本・伊東線)~行楽ムード漂う洒落た洋風木造駅舎~

駅開業の1935年(昭和10年)築の木造駅舎が残る。スペインなど欧州を思わせるオレンジ色の屋根瓦、車寄せや窓周りの装飾など、リゾート地の別荘のような佇まいが印象深い洋風木造駅舎だ。伊豆多賀駅や網代駅など伊東線の駅舎は…
尾奈駅(天竜浜名湖鉄道)~小駅なれど2階建ての個性的な木造駅舎~

国鉄二俣線から転換された第三セクター鉄道、天竜浜名湖鉄道の木造駅舎を巡る旅で、尾奈駅で下車した。単線のレールは築堤上にありプラットホームは1線だ。旧国鉄の古い駅にありがちな、側線や行き止まりの貨物ホームと言った駅構内設備の跡は見当たらない…
遠州森駅 (天竜浜名湖鉄道)~木造駅舎の昔のままの息遣いが味わい深い駅~

国鉄二俣線から転換された第3セクター鉄道・天竜浜名湖鉄道(愛称: 天浜線)に数年ぶりに訪れた。前回は新所原駅から乗ったので、今回は掛川駅から乗ってみた。小さな駅が続いたが、9駅目の遠州森駅に着くと、長めの3線分のホームという配線だ…
岳南富士岡駅 (岳南鉄道(現・岳南電車))~古い木造駅舎とパートの駅員さん~

岳南富士岡駅で下車すると、まず留置されている廃車体が目に付いた。東急から転籍してきた5000系電車で、十年ほど前、私が初めて岳南鉄道に乗りに来た時に乗車したのもこの形式だった。今では元京王の3000系が改造された車両が取って変わっている…
岳南原田駅 (岳南鉄道) ~凝った仕掛けがあった駅の池庭~

岳南鉄道の駅巡りの旅で、岳南原田駅で下車した。台風が接近していて、雨だけでなく風も強く、しっかり握った傘は、今にも反り返りそうなほど風に煽られている。プラットホームホーム先端、構内通路の横に枯池があるのを発見した…
青部駅 (大井川鐵道・大井川本線)~木造駅舎と桜と古豪車両… レトロな春の風景~

元近鉄の特急型車両16000系の各駅停車に乗り青部駅で下車した。プラットホームに沿って並ぶ桜の木々と、その向こうに広がる茶畑に出迎えられた。現在は一面一線の棒線駅だが、レールが剥がされた小さなホーム跡が残っている…
地名駅 (大井川鐵道・大井川本線)~木造駅舎と名物?日本一短いトンネル~

初めてとなる大井川鉄道の旅で、あれこれと下車し駅巡りを楽しみ、木造駅舎が残る地名駅で下車ししてみた。千頭の方を見ると、コンクリートの構造物が列車の門のように路線上に設置されていた。少しカーブがかかった上部には、髪の毛のように雑草が生い茂って…