富士山三島東急ホテル~三島駅のトレインビューを満喫する3泊4日~
3泊4日の静岡県東部と、ちょっとその周辺を巡る旅。3泊別のホテルを渡り歩くのではなく、今回はどこかを拠点に3泊した方がメリットが多い。選んだのが三島駅前の富士山三島東急ホテル。駅直付けの立地で東海道新幹線、東海道本線、伊豆箱根鉄道のトレインビューが大いに期待できるだけでなく、富士山も見える絶好の眺望だ…
原駅(JR東海・東海道本線)~宿場町風に改修された駅のレトロ~
降雪による身延線計画運休に振り回され、降り続く雨にもうんざりし、もう三島駅前に取ったホテルに行こうとしたが、早く着きすぎるのも癪。なので、道中、東海道本線の駅をちょっと訪れようと思いついた。東田子の浦駅を訪れた後、夕刻、原駅で下車した。島式ホームの上屋は古レールでがっちり支えられていた…
三島二日町駅(伊豆箱根鉄道・駿豆線)~簡素だが洋風の要素が印象的なレトロ駅舎…~
三島二日町駅に訪れる予定は無かった。しかし修善寺行き列車から見た駅舎の木枠の窓に思わず魅かれ後で降りてみようと決めた。駿豆線では自転車をそのまま列車に載せられるサイクルトレインのサービスをしている。三島二日町駅までは自転車で走れない距離ではないけど、折角そういうサービスがあるなら利用したくなる…
網代駅(JR東日本・伊東線)~温泉街に佇む洋風木造駅舎~
網代駅の開業は1935年(昭和10年)3月30日。熱海-網代間が伊東線最初の開業区間で、3年後に伊東まで全通するまでは当駅が終着駅だった。駅舎はスペイン風のオレンジ色の瓦や、岩風の装飾を施した腰壁が印象的な洋風木造駅舎…
来宮駅 (JR東日本・伊東線)~行楽ムード漂う洒落た洋風木造駅舎~
駅開業の1935年(昭和10年)築の木造駅舎が残る。スペインなど欧州を思わせるオレンジ色の屋根瓦、車寄せや窓周りの装飾など、リゾート地の別荘のような佇まいが印象深い洋風木造駅舎だ。伊豆多賀駅や網代駅など伊東線の駅舎は…
尾奈駅(天竜浜名湖鉄道)~小駅なれど2階建ての個性的な木造駅舎~
国鉄二俣線から転換された第三セクター鉄道、天竜浜名湖鉄道の木造駅舎を巡る旅で、尾奈駅で下車した。単線のレールは築堤上にありプラットホームは1線だ。旧国鉄の古い駅にありがちな、側線や行き止まりの貨物ホームと言った駅構内設備の跡は見当たらない…
遠州森駅 (天竜浜名湖鉄道)~木造駅舎の昔のままの息遣いが味わい深い駅~
国鉄二俣線から転換された第3セクター鉄道・天竜浜名湖鉄道(愛称: 天浜線)に数年ぶりに訪れた。前回は新所原駅から乗ったので、今回は掛川駅から乗ってみた。小さな駅が続いたが、9駅目の遠州森駅に着くと、長めの3線分のホームという配線だ…
岳南富士岡駅 (岳南鉄道(現・岳南電車))~古い木造駅舎とパートの駅員さん~
岳南富士岡駅で下車すると、まず留置されている廃車体が目に付いた。東急から転籍してきた5000系電車で、十年ほど前、私が初めて岳南鉄道に乗りに来た時に乗車したのもこの形式だった。今では元京王の3000系が改造された車両が取って変わっている…
岳南原田駅 (岳南鉄道) ~凝った仕掛けがあった駅の池庭~
岳南鉄道の駅巡りの旅で、岳南原田駅で下車した。台風が接近していて、雨だけでなく風も強く、しっかり握った傘は、今にも反り返りそうなほど風に煽られている。プラットホームホーム先端、構内通路の横に枯池があるのを発見した…
青部駅 (大井川鐵道・大井川本線)~木造駅舎と桜と古豪車両… レトロな春の風景~
元近鉄の特急型車両16000系の各駅停車に乗り青部駅で下車した。プラットホームに沿って並ぶ桜の木々と、その向こうに広がる茶畑に出迎えられた。現在は一面一線の棒線駅だが、レールが剥がされた小さなホーム跡が残っている…