JR東日本(4) - 駅と駅舎の旅写真館



仙北町駅 (JR東日本・東北本線)~後に首相となる人の鶴の一声でできた駅!?~

JR東北本線・仙北町駅の木造駅舎、ホーム上屋

盛岡駅から仙台寄りに1駅の仙北町駅で下車した。約5年振りの訪問で、前回、木造駅舎が印象的だったので、また来てみたいと思い続けていた。跨線橋は、趣深い木造駅舎に似合う古めかしい木造だ。木の手すりまで残っている…

鳩ノ巣駅(JR東日本・青梅線)~駅舎とホームの間に埋もれた池庭跡~

JR青梅線・鳩ノ巣駅、駅舎とホームの間の枯池

青梅線も立川や青梅を超え鳩ノ巣駅まで来ると、周囲の風景は山深く、まるで中央西線か中国山地の駅かと思える。駅名標には標高306mと標されていた。駅前の人家はまばらでローカル線の風情満点。東京都の別の顔を実感させられる。きっと休日には登山やハイキングなど…

根府川駅~東海道本線の数少ない無人駅、慰霊碑と池庭…~

東海道本線・根府川駅の金魚泳ぐ池庭、眼下を列車が走る

木造駅舎が残る神奈川県のJR東日本の根府川駅で下車してみた。東京‐熱海間の長大編成の普通列車が何本も行き交い、東海道本線東京口の圏内とも言えそうだが、ここまで来るとローカル色も混じり始める。根府川駅は美濃赤坂支線の美濃赤坂駅と荒尾駅を別にすると、東海道本線唯一の無人駅だ…

伊勢崎駅 (JR東日本・両毛線、東武鉄道・伊勢崎線)~ハイカラな洋風駅舎~

JR両毛線・東武伊勢崎線の伊勢崎駅、ハイカラな洋風木造駅舎

JR両毛線には、栃木駅、佐野駅などハイカラな古い洋風駅舎が多く残っていた。昭和9年(1934年)築の伊勢崎駅駅舎もその一つだ。特にファサードの洋風っぽい造りが印象的で、両毛線の古駅舎らしさを感じる…

田端駅の鑑賞池(JR東日本・山手線、京浜東北線)

JR東日本・田端駅、金魚や鯉が泳ぐ鑑賞池

駅の中にひっそりと存在する池のある庭「池庭」や、廃れたその遺構「枯池」に興味を持つようになって、ウェブ上で何気にあれこれ調べていると、いつしかJR東日本の田端駅に「鑑賞池」なるものがある事を知った。田端駅と言えば東京都北区にある山手線と京浜東北線の乗換駅で、1日の利用客は約4万以上…

行川アイランド駅~楽園の入口だった駅は秘境駅に…~

千葉県勝浦市、JR外房線、南国ムード漂う行川アイランド駅

JR東日本・外房線、千葉県の勝浦市にある行川アイランド駅が秘境駅として見られるようになったのは、行川アイランドそのものが閉園されたにもかかわらず、駅名はそのままに駅が存続しているからだと思う。行川アイランドは様々な鳥類や植物の展示し、設立に際し「鳥の楽園」を目指した…

藤崎駅 (JR東日本・五能線)~広い構内跡、リンゴの木、そして木造駅舎…~

JR五能線・藤崎駅、ホームと広い側線跡、木造駅舎

昨日から1泊2日で東能代から五能線の旅を楽しみ、終点の川部駅まで遂にあと1駅ととなった。ここで先を急がず、最後の1駅、藤崎駅で下車した。ローカル線の小駅というイメージを抱いていたが、広い構内跡に驚かされた。駅舎と島式ホームは長い構内通路で結ばれ、その間に中線と側線が横たわる…

折壁駅(JR東日本・大船渡線) ~汽車旅時代の懐かしい佇まいの木造駅舎~

大船渡線・折壁駅、昔ながらの佇まいの木造駅舎

大船渡線の折壁駅で下車した。改修され真っ白に塗られたが、昔のままの佇まいが趣を感じさせる木造駅舎が現役だ。1928年(昭和3年)の開業時からの駅舎という歴史がある。旧室根村の中心駅だったが、2005年(平成17年)9月20月、一関市と合併した…

青笹駅 (JR東日本・釜石線)~レンガ造りの小さな駅舎~

JR東日本・釜石線・青笹駅、大きな屋根に守られたレンガ造りの駅舎

レンガ積みに平屋根を載せているのが特徴の釜石線・青笹駅駅舎。無人駅で、駅舎と言うよりは待合室ではあるが、単純な造りがかえって面白い。しかし屋根は大きく、待合室はまるで大きな翼の下で護られているかのような雰囲気だ…

桜前線は北へ・・・、東北路をゆく~駅・桜旅2006~

JR花輪線・小屋の畑駅、列車のライトに照らし出された夜桜

えちぜん鉄道の駅に咲く桜を堪能して、一ヵ月後、桜前線は北へ駆け抜け、東北に春の訪れを伝えていた。
古ぼけて寂れた待合室を覆わんばかりの見事な八重桜は今まさに花盛り…