JR東日本(3) - 駅と駅舎の旅写真館



西条駅 (JR東日本・篠ノ井線)~一見、味わい無い改修木造駅舎だけど…~

JR東日本・篠ノ井線・西条駅、リニューアルされた木造駅舎

西条駅(にしじょうえき)の開業は1900年(明治33年)で、今の駅舎は1934年(昭和9年)築だ。しかし大幅なリニューアルで板張りがほとんど新く換えられるなど、昔風の木造駅舎を再現した新築駅舎と言った風情を漂わせている…

国定駅 (JR東日本・両毛線)~古き良き趣が残された木造駅舎~

群馬県伊勢崎市、両毛線の国定駅、昔の趣を残しつつ改修された木造駅舎

駅の開業は1889年(明治22年)、両毛鉄道の駅として。国有化後の1925年(大正14年)に竣工した、築94年という古い木造駅舎が現役だ。国定駅の1日の利用者数は約1500人で、これだけ利用者が多いと、駅舎は建て替えられても不思議ではない…

中川駅 (JR東日本・奥羽本線(山形線) )~貨車駅舎の不思議~

奥羽本線(山形線)中川駅、貨車の廃車体を再利用した簡易駅舎

改築のため2017年9月末で使用停止となった奥羽本線(山形線)の神町駅舎を訪れた後、帰路に着きつつ駅巡りでもしようかと思っていた。しかし、山形線と愛称が付けられている新庄‐福島間では、私が好むような木造駅舎はほぼ壊滅と言っていい状態だ…

越後岩沢駅~JR飯山線最後のレトロ駅舎!?~

JR東日本飯山線・越後岩沢駅、昭和2年築の木造駅舎

2016年夏、山形と新潟を訪れ、飯山線を経て長野から特急しなので帰路に就くつもりでいた。そこで、飯山線にいい木造駅舎がある駅が無いかとウェブ上で情報を漁った。しかし、31駅中、古い姿を留めた駅舎は僅か1駅、越後岩沢駅だけだった…

倉見駅 (JR東日本・相模線)~大正のコンクリート駅舎~

JR東日本・相模線・倉見駅、大正築のモダニズムコンクリート駅舎

2004年の3月に訪問して以来、約12年振り2度目の訪問だ。駅舎は箱型のコンクリート駅舎というシンプル過ぎる形状にアーチ型の出入口が印象的。半円の窓を通して見る外の世界は不思議な感じで、大げさながら芸術性とはこんなちょとなもので…

那古船形駅、ちょっと不思議な夕方の光景~駅に集まるホンダ・スーパーカブ~

JR内房線、開業の大正時代の木造駅舎が残る那古船形駅

2007年秋のある日の午後、駅巡りの旅で千葉県館山市にあるJR東日本内房線の那古船形駅で下車しました。駅をあれこれ見ていると、スーパーカブが駅前に停められ、運転していた人は駅の中に消えていきました。それから続くように1台、また1台とバイクがやってきては…

白河駅 (JR東日本・東北本線)~大正の洋風駅舎など歴史と風格漂う駅…~

JR東日本東北本線・白河駅、大正ロマン漂う洋風木造駅舎

JR白河駅は1887年(明治20年)、東北本線の前身、日本鉄道時代の開業。開業当時は120mほど北に位置していたという。現在の洋風木造駅舎は2代目駅舎で1921年(大正10年)の築。東北本線の主要駅ではあるが、町の玄関口の座は東北新幹線の新白河駅に譲った。

三条駅 (JR東日本・信越本線)~木造駅舎の旅~

JR信越本線・三条駅の木造駅舎、風除室風の車寄せ

弥彦線の高架区間から街並みを見下ろすと、雪が僅かに残る中、黒い瓦屋根の住宅が立ち並ぶ街が事の外印象的だった。東三条駅で信越本線に乗り換え、三条駅で降りた。三条駅の屋根も同じ黒い瓦屋根だ。どっしりと広い屋根は、民家以上の重厚感が漂う…

弥彦駅(JR東日本・弥彦線)~まるで神社!?威厳ある和風木造駅舎~

弥彦線・弥彦駅、彌彦神社を模した大正築の和風木造駅舎

開業は越後鉄道時代の1916年(大正5年)10月16日。その翌年に現駅舎が竣工したという。彌彦神社を模した木造駅舎は、瓦が敷き詰められた大きな入母屋屋根を戴き、細部の装飾も印象的で、まさに神社の風格…

津軽新城駅(JR東日本・奥羽本線)~雪の中に佇む明治の木造駅舎~

JR東日本奥羽本線・津軽新城駅、明治築の木造駅舎

青森駅から奥羽本線の列車に乗り、2駅の津軽新城駅で下車した。真冬を迎えた駅は雪で真っ白で、なおも雪が降り注いでいた。雪が滅多に積もらない地域に住む私は驚く事しきりだ。駅は2面3線の構造で側線もあり、片隅には除雪車が留置されてた…