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弥彦駅(JR東日本・弥彦線)~彌彦神社を模した堂々たる社殿風木造駅舎~


弥彦駅、駅舎と風景

JR東日本・弥彦線・弥彦駅、神社のような和風木造駅舎
彌彦神社を模した社殿風の木造駅舎は、神社と見まごうばかりの重厚な雰囲気だ。
弥彦線・弥彦駅、駅舎の前の手水が神社さながら
実際に手を洗うことができる手水まである。
弥彦駅駅舎、庇の持ち送りは雲形と和風の造り
庇の持ち送りは雲形と細部まで凝っている。
JR東日本・弥彦線・弥彦駅、出札口と改札口
出札口と改札口のあるコンコースは余裕の広さ。更に隣にはキオスクがある待合室も。
弥彦駅、駅舎ホーム側の趣きある木造上屋
現在では1面1線の配線。古く趣きある上屋で覆われたホームも広く、かつての賑わいを感じさせる。
弥彦駅、木で「停(本屋)一號」と標された建物財産標
古い建物財産標が残っていた。歴史を誇るようにそのままの木の色で「停(本屋)一號」と標されていてた。

弥彦駅訪問ノート

 駅の開業は越後鉄道時代の1916年(大正5年)10月16日。その翌年に現駅舎が竣工したという。

 彌彦神社を模した木造駅舎は、瓦が敷き詰められた大きな入母屋屋根を戴き、細部の装飾も印象的で、まさに神社の風格。知らない人に写真を見せたら、神社と間違えるだろう。今や有数の現役和風駅舎だ。

 私が訪れたのが観光オフシーズンの2月だったせいか…、それとも彌彦神社まで徒歩で十数分と、やや距離があるためだろうか…。駅に観光客の姿はまばらで、ホテルの廃墟が立ち塞がり、駅周辺は寂しい雰囲気が漂っていた。彌彦神社の周辺は、門前らしい行楽色ある雰囲気があったので、参拝手段が車に移り変わったのだろう。立派な駅設備や、駅周辺の余裕ある敷地も持て余し気味に映った。

 折角、彌彦神社まで来たのなら、少し寄り道をして、この名駅舎も旅の思い出の1ページに加えてほしいものだ…。


[2012年(平成24年) 2月訪問] (新潟県西蒲原郡弥彦村)

出雲大社前駅(一畑電車・大社線)
出雲大社を控ながら奇抜ささえ感じる洋風駅舎。和風木造駅舎のJR大社駅とは対極の雰囲気。
加賀一の宮駅 (北陸鉄道・石川線)
唐破風屋根が特徴的な和風駅舎。廃線後も残存。改修し登録有形文化財指定を目指す。