道後山駅 (JR西日本・芸備線)~昭和モダンな木造駅舎がある秘境駅~

早朝、備後落合駅から新見行きの芸備線普通列車に乗った。乗客は私だけだった。備後落合駅から一駅、6時55分に道後山駅に到着した。運賃を払い降りようとすると、運転手さんに「午後まで列車無いんですけど…」と申し訳無さそうに言われた…
太市駅 (JR西日本・姫新線)~改修箇所が惜しいけど木造駅舎らしい味わい残す…~

少しスケジュールに余裕があり、播磨新宮駅までに一駅、余分に下車できることが解った。姫新線この区間で木造駅舎が残る駅となると、余部駅と東觜崎駅、そして太市駅だ。この中で太市駅だけまだ訪れた事が無かったので、まぁ太市駅にでもしておこうかと思った…
紀伊浦神駅 (JR西日本・紀勢本線)~ひそかな古き味わいが楽しい木造駅舎~

2013年年明けの紀勢本線駅巡りの旅で、最後に訪れたのが木造駅舎が残る紀伊浦神駅だった。駅舎は傾く太陽の光を浴びながら佇んでいた頃だった。ホームから列車が離れた後、駅舎を見てみた。改修されていて木の質感溢れるいでたちという訳ではないが…
紀伊有田駅(JR西日本・紀勢本線)~木造駅舎の旅~

改修されてはいるけど、一応木造駅舎という事で、大した期待もせずに下車してみた。しかしその期待をいい意味で裏切る古い味わいを残す駅舎だった。
石積みのプラットホーム、僅かに古さを残す駅舎外観も興味深かったが…
美作千代駅 (JR西日本姫新線)~むせ返る木の質感まとう大正の木造駅舎~

JR岡山地区の「レトロ駅舎スタンプラリー」で対象駅となっている姫新線の美作千代駅で降りた。8年振りの訪問だ。駅開業の1923年(大正12年)築の木造駅舎は、押し縁下見板の板張りが特長だ。壁面板一枚一枚が使い込まれた古い木のままで、90年という大いなる年月を感じさせる…
因美線・美作加茂駅の池庭跡

因美線をみまさかスローライフ列車に乗り旅している時、美作加茂駅で停車した。30分程度の停車時間が取られていて、大勢の乗客に混じり私も下車した。とりあえず駅舎の外に出てみてあたりを見回すと、何と左手に枯池を発見した。焼き鳥やお菓子など、駅前の露店にそそられつつ、まず枯池の前に急いだ…
亀嵩駅 (JR西日本・木次線)~蕎麦屋で有名な駅の池庭風空間~

島根県山間部の奥出雲町、木次線の亀嵩駅はローカル線の小駅に過ぎないが、松本清張の「砂の器」に登場する駅として、また駅舎内に入居する蕎麦屋が人気で、鉄道ファンではない人にもよく知られる。そんな駅にも池庭の跡が残っていた…
出雲八代駅(JR西日本・木次線)~木造駅舎、夕の顔と朝の顔~

ある夏の暑い日、芸備線、木次線の駅を巡り、その日の宿の最寄り駅の出雲八代駅に着いた。この日見てきた木造駅舎はどれも古き良き趣溢れる素晴らしい駅舎ばかりだったが、この出雲八代駅もそれらの駅に負けない雰囲気をまとっている…
八川駅 (JR西日本・木次線)~映画「砂の器」に出演した木造駅舎~

木次線の名物列車・奥出雲おろち号に乗り、奥出雲の自然豊かな車窓を楽しみ、国道314号線の奥出雲おろちループや、出雲坂根駅到着前の3段スイッチバックといったダイナミックな風景を楽しんだ。八川駅のプラットホームに出た瞬間、うだるような暑さが体にべったりとまとわり付いた…
備後落合駅(JR西日本・芸備線・木次線)~秘境駅、二つの池~

広島県北東部にある備後落合駅は木次線と芸備線のレールが交わる山間の要衝駅だ。しかしローカル線の衰退で、現在では列車本数も乗降客も大幅に減った。草むした広い構内跡が、かつての面影偲ばせる秘境駅として有名だ…