比婆山駅 (JR西日本・芸備線)~社殿風の木造駅舎と気になるモノ…~
比婆山駅の開業は1935年(昭和10年)12月20日。開業当初の駅名は備後熊野駅だが、1956年(昭和31年)に現在の駅名に変更となった。比婆山は駅から北に直線距離で約11㎞にそびえる標高1299mの山で、日本神話の国生み神話女神の伊邪那美が埋葬された地との伝承があり…
道後山駅 (JR西日本・芸備線)~昭和モダンな木造駅舎がある秘境駅~
早朝、備後落合駅から新見行きの芸備線普通列車に乗った。乗客は私だけだった。備後落合駅から一駅、6時55分に道後山駅に到着した。運賃を払い降りようとすると、運転手さんに「午後まで列車無いんですけど…」と申し訳無さそうに言われた…
備後落合駅(JR西日本・芸備線・木次線)~秘境駅、二つの池~
広島県北東部にある備後落合駅は木次線と芸備線のレールが交わる山間の要衝駅だ。しかしローカル線の衰退で、現在では列車本数も乗降客も大幅に減った。草むした広い構内跡が、かつての面影偲ばせる秘境駅として有名だ…
広電廿日市駅 (宮島線)~広電最後のレトロな木造駅舎~
JR宮島口駅から広電に乗り換え、10分程度で広電廿日市駅に着いた。2面2線のプラットホームだが、それぞれ低い部分と高い部分があるのが目を引く。専用の軌道を持ち「鉄道線」に分類される宮島線は、今でこそ路面電車の「軌道線」と直通運転をしているが、昔は宮島線専用の高床車…
三江線・尾関山駅駅の池庭跡
三江線の尾関山駅は列車で何度か通り過ぎたことがある。初めてこの駅を車内から見た時、夜の闇の中、構内通路の両側に高く育った2本の蘇鉄が印象的に映ったものだ。構内配線は元々、島式で2線のホームだったと思われる。しかし、駅舎に近い1線の方はかなり前に撤去された…
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