東松江駅 (南海電鉄・加太線)~静かに余生を送っているような木造駅舎~

東松江駅の開業は、加太軽便鉄道時代の1930年(昭和5年)の12月1日。当時、和歌山市駅方面へは現在の紀の川駅経由と違い、南東に進み北島駅を経由し、紀の川を渡り至っていた。紀の川駅への現在のルートが開業したのは1944年(昭和19年)。現在の木造駅舎は1948年(昭和23年)の南海電鉄時代に建てられた…
高野下駅舎ホテル、今度は広い方の部屋「高野」に宿泊した!

南海電鉄高野線、大正14年(1925年)築の高野下駅の駅舎を改装したホテル。以前、小さい方の部屋「天空」に宿泊。少々、お高いものの、行き来する列車を間近に眺められる部屋と、木造駅舎の中に泊まれ、まさに鉄道ファンには至高の空間。もう一つの部屋「高野」にもいつか必ず泊まろうと決めていました…
高野下駅舎ホテル、朝食は九度山駅のおにぎり屋「おむすびスタンドくど」で…

南海電鉄高野線、高野下駅に開業した駅舎ホテルにはレストランは無い。しかし隣の九度山駅に同時にオープンしたおにぎり屋「おむすびスタンドくど」での朝食サービスがあり、九度山駅‐高野下駅間の往復切符も付いてくる。九度山駅の木造駅舎は、数年前に「真田の赤備え」で改修されていた…
南海電鉄・高野線、高野下駅舎ホテルに泊まった!~[2] 宿泊記~

高野下駅舎ホテル、予約は主要なホテル予約サイトでもできるが、公式サイトで直接予約した。折り返し予約確認、各種個人情報を入力依頼、チェックイン方法は宿泊の二日前に案内するけど、個人情報の入力をしなければチェックインの案内は送らない等々…
南海電鉄・高野線、高野下駅舎ホテルに泊まった!~[1] 改修前編~

南海電鉄高野線、高野下駅の木造駅舎がホテルに改修され開業した。正式名称は 「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」。南海電鉄の協力のもと、KIRINJIという会社が運営するとの事。高野下駅と言えば、駅開業1925年(大正14年)以来の木造駅舎が残っている…
紀伊有田駅(JR西日本・紀勢本線)~木造駅舎の旅~

改修されてはいるけど、一応木造駅舎という事で、大した期待もせずに下車してみた。しかしその期待をいい意味で裏切る古い味わいを残す駅舎だった。
石積みのプラットホーム、僅かに古さを残す駅舎外観も興味深かったが…
紀伊清水駅 (南海電鉄高野線)~藤の花びら舞い散る枯れた池~

NHKの熱中時間に出た時、南海高野線でロケ中に、紀伊清水駅の枯池の存在をたまたま知って、予定外にこの駅で収録する事になった。収録という事で 遠慮があったので(笑)、ひとりでもう一度心ゆくまで見てみたいと再訪した。そして、藤棚も印象的だったので、藤が咲いていそうな時期を狙って再訪してみた…
紀伊細川駅(南海電鉄・高野線)~集落と山並みを一望する絶景の中の木造駅舎~

南海電鉄・高野線・極楽橋行きの列車は、高野下駅を過ぎると連続する上り坂とカーブにレールを軋ませながら高野山に向けひたすら走り続けている。列車はまさに山を登っている。途中、紀伊細川駅で下車してみた。駅は山の急斜面上に位置し…
紀勢本線・冷水浦駅~海が見える駅の謎の構造物??~

有田鉄道に乗りにいくため、早朝の新大阪発紀伊田辺行きの列車に乗った。前夜が夜行列車で眠りは十分でなく気だるさは残り、すぐに深い眠りへと落ちた。気が付いたら列車は和歌山駅を過ぎていた。車内を見渡すと、黒い制服を着た学生でぎゅうぎゅう詰めだった。眠りまなこで車窓をボーっと眺めていると…