飛騨小坂駅(JR東海・高山本線)~御嶽を控えた山荘風木造駅舎~

飛騨小坂駅は、長野県と岐阜県に跨る霊峰・御嶽山の登山口としてかつては賑わったという。登山客を意識したためだろうか…、丸太を組んだ山荘風の造りが印象的な木造駅舎だ。車寄せの千木も、山荘風の駅舎ながら、霊峰の玄関口らしい威厳を不思議と添える…
杉原駅 (JR東海・高山本線)~木造駅舎で雨音を聞きながら…~

高山本線の列車は、強い雨のためか数分遅れて杉原駅に到着した。駅は山間の斜面に立地し、ホームより一段高い所に駅舎があった。石垣の上に木造駅舎がある風景は独特の風情がある。階段の上には、「飛騨最北端の駅 杉原」と書かれた駅名標位の大きさの看板が掲げられていた…
上白滝駅(JR北海道・石北本線)~1日たった2本の列車しか停車しない駅~

北海道のJR石北本線、下白滝駅‐上川駅間の約50kmの区間内には、下白滝駅、旧白滝駅、白滝駅、上白滝駅、奥白滝駅と、白滝と名の付く駅が連続し、いつしか「白滝シリーズ」と称されるようになった。奥白滝駅こそ2001年に旅客廃止、信号所に格下げになってしまった…
石北本線・下白滝駅の荒れた庭園跡と古駅舎

丸瀬布駅からタクシーで下白滝駅に乗りつけた。線路両側を小高い山に挟まれた空間の駅前には牧場がある以外、建物はほんの数軒だ。開業の1929年(昭和4年)以来の古い木造駅舎が残るが、元々の木材とは違った素材の板が所々にあてがわれ補修されている…
亀嵩駅 (JR西日本・木次線)~蕎麦屋で有名な駅の池庭風空間~

島根県山間部の奥出雲町、木次線の亀嵩駅はローカル線の小駅に過ぎないが、松本清張の「砂の器」に登場する駅として、また駅舎内に入居する蕎麦屋が人気で、鉄道ファンではない人にもよく知られる。そんな駅にも池庭の跡が残っていた…
出雲八代駅(JR西日本・木次線)~木造駅舎、夕の顔と朝の顔~

ある夏の暑い日、芸備線、木次線の駅を巡り、その日の宿の最寄り駅の出雲八代駅に着いた。この日見てきた木造駅舎はどれも古き良き趣溢れる素晴らしい駅舎ばかりだったが、この出雲八代駅もそれらの駅に負けない雰囲気をまとっている…
八川駅 (JR西日本・木次線)~映画「砂の器」に出演した木造駅舎~

木次線の名物列車・奥出雲おろち号に乗り、奥出雲の自然豊かな車窓を楽しみ、国道314号線の奥出雲おろちループや、出雲坂根駅到着前の3段スイッチバックといったダイナミックな風景を楽しんだ。八川駅のプラットホームに出た瞬間、うだるような暑さが体にべったりとまとわり付いた…
出雲大社前駅 (一畑電車大社線)~和風の旧大社駅とは対極の洋風駅舎~

廃線されて久しいJRの大社線・大社駅跡から10分ほど歩いて、やっと出雲大社の門前らしい雰囲気になってくると、一畑電車の出雲大社前駅が目の前に現われた。約9年振りの訪問だ。和風木造駅舎として名高いJR・国鉄の旧大社駅駅舎を見た後だと…
因原駅 (JR西日本・三江線)~桜咲く荒れた廃止ホーム~

三江線の石見川本駅からバスに10分ほど乗り、因原インフォメーションセンターというバス停で降りた。「道の駅インフォメーションセンターかわもと」の最寄バス停で、道の駅でおみやげをいくつか買うと、因原駅を探しに裏手に歩いた…
布部駅(JR北海道・根室本線)~北の国 此処に始まる~

ドラマ「北の国から」第一話に登場し、まさに黒板五郎と純、蛍の家族のドラマの始まりとなった富良野市の布部駅に行きたいと思った。富良野駅から一駅だが、昼には4時間以上の時間が空く。だが、隙間を埋めるように、いいタイミングでふらのバスの路線があった…