いい佇まいが残された大正の木造駅舎







国定駅訪問ノート
駅の開業は1889年(明治22年)、両毛鉄道の駅として。国有化後の1925年(大正14年)に竣工した、築94年という古い木造駅舎が現役だ。
国定駅の1日の利用者数は約1500人で、これだけ利用者が多いと、駅舎は建て替えられても不思議ではないが、各所は現状に合わせ設えられている。駅舎のある北側と反対側の南側は自由通路で結ばれ、南側はロータリーが設置されるなど、整備されている。
しかし大正築の木造駅舎は、昔のままの趣は残しつつきれいに改修され、いい雰囲気に仕上げられているのが好印象。年々、木造駅舎は取り壊されていくが、こうやって使いついでいってほしいもの…。
[2019年(平成31年) 4月訪問] (群馬県伊勢崎市)
~◆レトロ駅舎カテゴリー: –JR・旧国鉄の一つ星駅舎~