高野線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

南海電鉄・高野線の印象的な駅をめぐる旅。
真言宗総本山金剛峯寺など多くの寺院がある日本仏教の聖地、高野山への参詣鉄道として知られ、大阪市内の汐見橋駅から和歌山県の極楽橋駅の64.5kmを結ぶ。しかしそれは籍上の話で、実際の運行は難波発着となっている。汐見橋駅‐岸里玉出駅の4.6kmは分断されたローカル支線状態で、汐見橋線と呼ばれる。橋本‐極楽橋間の末端区間には古く趣き溢れる木造駅舎が多い。


高野下駅舎ホテル、今度は広い方の部屋「高野」に宿泊した!

南海高野線、高野下・駅舎ホテル「高野」の部屋

南海電鉄高野線、大正14年(1925年)築の高野下駅の駅舎を改装したホテル。以前、小さい方の部屋「天空」に宿泊。少々、お高いものの、行き来する列車を間近に眺められる部屋と、木造駅舎の中に泊まれ、まさに鉄道ファンには至高の空間。もう一つの部屋「高野」にもいつか必ず泊まろうと決めていました…

高野下駅舎ホテル、朝食は九度山駅のおにぎり屋「おむすびスタンドくど」で…

九度山駅おにぎり屋「おむすびスタンドくど」のおにぎりセット

南海電鉄高野線、高野下駅に開業した駅舎ホテルにはレストランは無い。しかし隣の九度山駅に同時にオープンしたおにぎり屋「おむすびスタンドくど」での朝食サービスがあり、九度山駅‐高野下駅間の往復切符も付いてくる。九度山駅の木造駅舎は、数年前に「真田の赤備え」で改修されていた…

南海電鉄高野線、高野下駅舎ホテルに泊まった!~[2] 宿泊記~

南海電鉄・高野下駅、駅舎ホテル「天空」、ベッドサイドには運転席のシート

高野下駅舎ホテル、予約は主要なホテル予約サイトでもできるが、公式サイトで直接予約した。折り返し予約確認、各種個人情報を入力依頼、チェックイン方法は宿泊の二日前に案内するけど、個人情報の入力をしなければチェックインの案内は送らない等々…

南海電鉄・高野線、高野下駅舎ホテルに泊まった!~[1] 改修前編~

南海電鉄高野線・高野下駅、高床式の木造駅舎

南海電鉄高野線、高野下駅の木造駅舎がホテルに改修され開業した。正式名称は 「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」。南海電鉄の協力のもと、KIRINJIという会社が運営するとの事。高野下駅と言えば、駅開業1925年(大正14年)以来の木造駅舎が残っている…

紀伊清水駅 (南海電鉄高野線)~藤の花びら舞い散る枯れた池~

南海高野線・紀伊清水駅構内、プラットホームと廃れた枯池

NHKの熱中時間に出た時、南海高野線でロケ中に、紀伊清水駅の枯池の存在をたまたま知って、予定外にこの駅で収録する事になった。収録という事で 遠慮があったので(笑)、ひとりでもう一度心ゆくまで見てみたいと再訪した。そして、藤棚も印象的だったので、藤が咲いていそうな時期を狙って再訪してみた…

紀伊細川駅(南海電鉄・高野線)~集落と山並みを一望する絶景の中の木造駅舎~

南海電鉄・高野線、紀伊細川駅から見下ろす駅前の集落

南海電鉄・高野線・極楽橋行きの列車は、高野下駅を過ぎると連続する上り坂とカーブにレールを軋ませながら高野山に向けひたすら走り続けている。列車はまさに山を登っている。途中、紀伊細川駅で下車してみた。駅は山の急斜面上に位置し…

木津川駅 (南海電鉄・高野線(汐見橋線))~大都会・大阪市の秘境駅~

大阪市内の秘境駅、南海高野線(汐見橋線)・木津川駅

2003年1月、南海の高野線、汐見橋駅‐岸里玉出駅間の「汐見橋線」と称される区間に乗った。日本第2の都市・大阪市内の路線ながら、地方のローカル線にも劣らぬ閑散振りに、ただ驚かされた。その時、車内から見ていて気になったのが木津川駅だった…