これでも大正初期築の駅舎
名手駅訪問ノート
名手駅の開業は1901年(明治34年)10月1日。和歌山線の起源となる紀和鉄道時代。粉河駅‐橋本間は前年の1900年11月25日に開業していて、名手駅も設置される予定だった。村内のどこに設置するかで争議となり、結果として約1年開業が遅れた。
現在の木造駅舎が建てられたのは1913年(大正2年)と百年越えで、驚くような古さだが、改修されていて古き良き味わいはいま一つ…。しかし、そんな中にも、古い木のままの造りが残っていたり、貨物上屋が残っていたりと、駅の歴史を感じ取る事ができ、意外な面白さがあった。
[2020年(令和2年)3月訪問](和歌山県紀の川市)
- レトロ駅舎カテゴリー:
- JR・旧国鉄の一つ星レトロ駅舎