ケンブル駅(イギリス・ナショナルレール)~コッツウォルズの石造りの駅舎~

イングランド南西部、スウィンドンからチェルトナムへの路線、ゴールデンバレーラインの列車に乗り、北の方に一駅のケンブル(Kemble)で下車した。イングランドの素朴な田舎風景が残り旅行者に人気のコッツウォルズ地方のやや南部に位置する駅だ…
布部駅(JR北海道・根室本線)~北の国 此処に始まる~

ドラマ「北の国から」第一話に登場し、まさに黒板五郎と純、蛍の家族のドラマの始まりとなった富良野市の布部駅に行きたいと思った。富良野駅から一駅だが、昼には4時間以上の時間が空く。だが、隙間を埋めるように、いいタイミングでふらのバスの路線があった…
美作滝尾駅(JR西日本・因美線)~懐かしさ溢れる昭和初期の木造駅舎~

味わい深い木造駅舎が残る美作滝尾駅。因美線の津山-美作加茂駅間が開業した1928年(昭和3年)に建てられた駅舎だ。窓枠は木製で内部など、各所が非常に原形を留め、「昭和初期の標準的な小規模駅舎」という点が評価され、2008年11月1日付けで登録有形文化財となった…
北府駅 (福井鉄道・福武線)~古色蒼然とした木造駅舎は生き残った…~

地図を見ていると、福井鉄道に北府駅という駅を発見した。あれ?武生から乗ったら次は西武生駅じゃなかったっけ?と、かつて訪れた西武生駅の木造駅舎を思い浮かべながら改めて調べてみると、2010年の3月25日から北府(きたご)という駅名に改称されていたのだった…
八木沢駅 (上田電鉄・別所線)~信州の広々とした風景の中の小さな木造駅舎~

上田駅から別所線の列車に揺られた。八木沢駅のプラットホームに降り立つと、信州の山々に囲まれたのどかな田園風景が目の前に広がっていた。そして見上げると、そんな風景をも包み込むかのように、果てしない空には雲が広がる…
藻琴駅 (JR北海道・釧網本線)~田舎の校舎のような素朴な木造駅舎~

釧網本線の藻琴駅は、オホーツク海の近くに立地する。田舎の小さな校舎ような素朴な木造駅舎は駅開業の1924年(大正13年)築。それ以来、雪とオホーツク海からの風に長年耐え続けてきたと思うと、味わいもひとしおだ。無人駅だが、旧駅務室跡に喫茶店「トロッコ」が入っている…
青海川駅~しんしんと雪降る冬、日本海を望む駅にて…~

信越本線に青海川(おうみがわ)という駅があるのは以前から知っていた。新潟県柏崎市にあり、眼前に日本海が広がる「日本一、海に近い駅 」。あるいは人気ドラマ「高校教師」の最終回、ラストシーン前に登場したとか。今まで行ったことが無かったが、特急白鳥で通った時に、車窓の向こうに海が広がる景色に…