三河線・高浜港駅~また消えゆく名鉄の木造駅舎~

名鉄三河線、高浜港駅の木造駅舎が2014年度中にも取り壊されるというニュースに接した。思えば2000年以降、木造駅舎など名鉄の古駅舎はばったばったと次々となぎ倒されていくかの如く、取り壊されていったものだ。その理由の一つが駅集中管理システム導入にあわせた老朽駅舎の改築だ…
JR東海・武豊線・武豊駅構内の池の中にある謎の島!?

武豊線の終点、武豊駅プラットホームを端の方まで何気に歩いていると、小さな池庭があるのを発見した。今までこんなモノがあるなんてまるで気づいていなかった。武豊線はラッシュ時を除き2両編成だ。なので、2両でも余るホームの先端部分まで足を運ぶ事は無く、気づきにくかったのだろう…
亀崎駅 (JR東海・武豊線)~最古の駅舎だけじゃない!レトロさ溢れる情景ある駅~

約1年と数ヶ月振りに亀崎駅を訪れた。2001年に初めて訪れて以来、近場という気軽さから、たまに訪ねるようになった。今回は桜が満開の時季を狙っての訪問だ。素朴な木造駅舎だが、取り付けられている「M19年1月」と標された建物財産標により、明治19年(1869年)築の国内最古の現役駅舎とされている…
西幡豆駅(名鉄・蒲郡線)~名鉄のローカル線、小さな木造駅舎が残る駅~

蒲郡線で古い木造駅舎が残る西幡豆駅で降りた。小さくほぼ箱状の単純な造りながら片流れの屋根になっていて目を引く。近年、名鉄では無人駅など末端部の小駅にも駅集中管理システム導入を進めていて、それに伴い古い駅舎の多くが取り壊されてきた。しかし蒲郡線では導入の予定も無いという…
飯田線・東上駅~池は枯れれど友情は枯れること勿れ~

飯田線の東上で下車し、駅舎や周辺をあれこれ見ていると、駅出入口脇の植え込みの中に、枯れた池がひっそりと残っていた。小さな池だが、池の前のコンクリートで固められた部分に「友情の池」と書かれているのが目を引く…
名鉄名古屋駅の新聞輸送風景

名鉄名古屋駅で島式プラットホームに降り、乗客が下車したのと入れ違いに、外に立っていた人達が、いきなりダッシュするように動き出した。その人達は、ビニールに包まれた新聞の束を、車内の扉横のスペースに、何かに追われているかの如く、凄まじい早さと勢いで、どんどん積み上げていく…
湯谷温泉駅 (JR東海・飯田線)~かつては旅館を併設していた個性的な木造駅舎~

飯田線には下地駅、船町駅のような珍駅があったり、小和田駅のような屈指の秘境駅があったり、野田城駅のように素朴な木造駅舎があったりと、個性的な駅がずらりと勢ぞろいし、駅巡りが楽しい路線だ… そんな中、湯谷温泉駅の木造駅舎は、圧倒的な存在感を誇っていると思う…
平池駅跡~名鉄瀬戸線の廃駅跡~

名鉄瀬戸線・尾張旭‐三郷間にかつて平池という駅があった。こちらも霞ヶ丘駅、笠寺道駅などと同様、1944年(昭和19年)に休止になり、1969年(昭和44年)4月5日に廃止になった駅だ。駅名の由来になったのが、平池駅の北西にあった平池という池だろう…