飯田線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

JR東海・飯田線の印象的な駅をめぐる鉄道の旅。
愛知県の豊橋駅から、長野県の辰野駅の195.7kmを、奥三河や南信州の山々の間を縫うようにレールが延びる偉大なるローカル線。全94駅の中には古い木造駅舎や秘境駅、珍駅があったりと、個性豊かな駅が多く、列車で駅を巡る旅をするのが楽しい路線だ。


飯田線・東上駅~池は枯れれど友情は枯れること勿れ~

JR東海飯田線・東城駅、木造駅舎前の「友情の池」

飯田線の東上で下車し、駅舎や周辺をあれこれ見ていると、駅出入口脇の植え込みの中に、枯れた池がひっそりと残っていた。小さな池だが、池の前のコンクリートで固められた部分に「友情の池」と書かれているのが目を引く…

飯田線南部、桜駅めぐり(2)~桜で彩られる日常の風景~

JR飯田線・小坂井駅、夕陽に彩られる桜とプラットホーム

茶臼山駅の駅舎は味気無い簡易駅舎に建て替えられてしまった。しかし桜は相変わらず枝いっぱいの花を咲かせている…

飯田線南部、桜駅めぐり(1)~奥三河の無人駅で愛でるように桜を愉しむ旅~

JR飯田線・長篠城駅、桜越しに眺めた駅構内

城西駅で列車から降りるとまず桜の木に目が引き付けられた。咲き誇る桜は、まさに天に向かって伸びているかのようだ…

湯谷温泉駅 (JR東海・飯田線)~かつては旅館を併設していた個性的な木造駅舎~

飯田線・湯谷温泉駅。旅館を併設していた大柄な木造駅舎。

飯田線には下地駅、船町駅のような珍駅があったり、小和田駅のような屈指の秘境駅があったり、野田城駅のように素朴な木造駅舎があったりと、個性的な駅がずらりと勢ぞろいし、駅巡りが楽しい路線だ… そんな中、湯谷温泉駅の木造駅舎は、圧倒的な存在感を誇っていると思う…

野田城駅(JR東海・飯田線)~古びた木造駅舎と桜並木が美しい駅~

JR東海・飯田線・野田城駅、昭和7年築の木造駅舎が現役

4月、飯田線の本長篠方面の列車に乗り、野田城駅に停車した。上りホームに何本もの桜の木が寄り添うように並び、満開でピンクの花をぎっしりと咲かせている。一瞬で車窓は桜色に染められ、桜の園に停車したような気分だ。その美しさに車内のあちこちから感嘆の声が漏れた…

飯田線・小坂井駅~華やかで虚ろな春の日~

JR東海・飯田線・小坂井駅、ホームに進入する119系電車

飯田線の船町駅、下地駅に行こうと豊橋駅で降りた。だが、次の列車は岡谷行きで、その両駅には停まらない。船町、下地停車の列車もそれ程待つ必要は無かったのだが…

飯田線の異空間!? 下地駅と船町駅~豊橋駅の次の駅とその次の駅~

JR飯田線の下地駅を通過する!?名鉄名古屋本線の列車

飯田線は愛知県第2の都市・豊橋から、自然豊かな奥三河、木曽山脈、伊那山地の山々の間を縫うように走りながら、長野県の辰野に至る195.8kmのローカル線で、全線がJR東海に属している。そんな長大ローカル線、飯田線の始発の豊橋駅を出ると船町駅、その次に下地駅がある…