青森県(1) - 駅と駅舎の旅写真館

印象的な青森県の駅を巡る鉄道の旅。
木造駅舎など古く趣きある駅舎、ローカル線の無人駅、ふらりと下車し心魅かれた駅etc…、雪深い駅風景が青森らしさ溢れ印象的に映る。JR東日本のローカル線、第三セクター鉄道の青い森鉄道、私鉄の津軽鉄道など、個性豊かな駅の魅力が楽しめる。


芦野公園駅旧駅舎・喫茶「駅舎」~昭和のアレみたいな窓口跡~

喫茶店「駅舎」が入る津軽鉄道・芦野公園駅の旧駅舎

津軽鉄道の芦野公園駅を再訪しました。約4年半前にも訪れていたのですが、旧駅舎で営業している喫茶店「駅舎」は営業時間外で利用する事ができませんでした。今回は念願の内部へ。だいぶアレンジされていますが、木を貴重にした落ち着いた店内で温かみのある雰囲気…

大沢内駅(津軽鉄道・津軽鉄道線)~雪の中に佇む昭和感漂う木造駅舎~

津軽鉄道・大沢内駅、昭和感溢れる木造駅舎

駅は1930年(昭和5年)10月4日の開業。建築時期ははっきりとしないが、古くからの木造駅舎が残っている。サーモンピンク色のモルタル壁のが印象的で、変っているのがL字状の形状だ。待合室など中心になる部分に対し、直角に配置された部分は、駅員の居住スペースっぽい造り…

津軽新城駅(JR東日本・奥羽本線)~雪の中に佇む明治の木造駅舎~

JR東日本奥羽本線・津軽新城駅、明治築の木造駅舎

青森駅から奥羽本線の列車に乗り、2駅の津軽新城駅で下車した。真冬を迎えた駅は雪で真っ白で、なおも雪が降り注いでいた。雪が滅多に積もらない地域に住む私は驚く事しきりだ。駅は2面3線の構造で側線もあり、片隅には除雪車が留置されてた…

青い森鉄道・諏訪ノ平駅の枯池~荒れた寺院がある??プラットホーム~

青い森鉄道・諏訪ノ平駅、古い木造駅舎が現役

JR東日本・東北本線の青森県内区間が移管された第3セクター鉄道の青い森鉄道。諏訪ノ平駅のプラットホームはとても長い。さすがに東京と東北、そして昔は連絡船で、今は青函トンネルを介し北海道をも結ぶ大動脈上の駅なのだなと実感する。

弘前東高前駅 (弘南鉄道・弘南線)~昭和レトロなムード漂う古駅舎~

弘南鉄道・弘南線、弘前東高前駅の昭和レトロな駅舎

弘南鉄道・弘前駅の一つ手前の弘前東高前駅で下車した。古そうな駅舎で、大きな窓と直線的な形状が印象的。窓枠は木製だった。洒落ているという訳ではないが、古い昭和の建物と言ったレトロ感が漂い、どこか魅かれるものがある…

藤崎駅 (JR東日本・五能線)~広い構内跡、リンゴの木、そして木造駅舎…~

JR五能線・藤崎駅、ホームと広い側線跡、木造駅舎

昨日から1泊2日で東能代から五能線の旅を楽しみ、終点の川部駅まで遂にあと1駅ととなった。ここで先を急がず、最後の1駅、藤崎駅で下車した。ローカル線の小駅というイメージを抱いていたが、広い構内跡に驚かされた。駅舎と島式ホームは長い構内通路で結ばれ、その間に中線と側線が横たわる…

芦野公園駅 (津軽鉄道)~桜の名所で喫茶店として余生を過ごす木造駅舎~

津軽鉄道・芦野公園駅、マンサード屋根が特徴的な木造の旧駅舎

登校する学生で賑わう津軽鉄道の列車に揺られ、朝、芦野公園駅で下車した。駅は木々で囲まれ森の中のような雰囲気だ。駅名の通り、同駅が最寄となる芦野公園は、青森県有数の桜の名所として知られている。それだけでなく、プラットホームや線路沿いなど、駅周囲にも桜の木が何本も植えられ…

夜、津軽今別駅へ再び…

JR北海道・海峡線・津軽今別駅、木造ロッジ風の待合室

中小国駅から津軽線の列車に乗り、三たび、青函トンネルの救護施設を眺め、終点の三厩駅を訪れた後、再び津軽二股駅に戻ってきた。ここから津軽今別駅に停車する快速海峡11号に乗り換え青函トンネルを越え、函館に抜ける事にしていた。こんな所で、3時間も時間を潰さなければいけないと思うと気が遠くなりそうだが…

中小国駅~JR東日本とJR北海道の境界駅~

津軽線・中小国駅と通過し青函トンネルへ向かう貨物列車

先ほど乗って来た三厩行きが、蟹田行きとなって津軽二股駅に戻ってきた。この列車に乗って、今度はJR北海道と東日本の境界駅となる中小国に向かった。左手から接近してきた海峡線と合流し、少し走ると中小国駅に到着した…

海峡線・津軽今別駅と津軽線・津軽二股駅の奇妙な関係??

JR東日本・津軽線・津軽二股駅とJR北海道・海峡線・津軽今別駅

青森-函館間の津軽海峡線は、新規開業した中小国-木古内の海峡線以外は、既存の路線を活用している。青森‐中小国間は津軽線、木古内‐五稜郭は江差線、五稜郭-函館は函館本線が正式名称で、青函トンネルを介し、青森-函館間を結ぶ線の総称として津軽海峡線と呼ばれている…