JR東海(4) - 駅と駅舎の旅写真館



半田駅 (JR東海・武豊線)~二つの「明治」が並び立つ風景~

JR武豊線・半田駅、木の感触が心地よい最古の木造跨線橋。

武豊線・亀崎駅から武豊行きの列車に乗り、2つ目の半田駅で降りた。島式のホームが駅舎と跨線橋で繋がれている。何気なく風景に溶け込んでいる跨線橋は、1910年(明治43年)に完成して以来、使われているJR最古の跨線橋だ。亀崎駅の木造駅舎のように、ここにも「最古」があるのだ…

現役最古の駅舎・亀崎駅~武豊線の駅を巡る旅(1)~

JR東海・武豊線・亀崎駅、現役最古と言われる木造駅舎

歴史があり、かつ発展著しく将来性のある武豊線の駅で、「ジェイタウン半田のぞみヶ丘」の玄関口の亀崎駅の木造駅舎は、1886年(明治19年)と記述された建物財産標が残っている事から、現役最古の駅舎と言われている。地元にこんなに凄い駅があるとは最近まで知らなかった…

飯田線の異空間!? 下地駅と船町駅~豊橋駅の次の駅とその次の駅~

JR飯田線の下地駅を通過する!?名鉄名古屋本線の列車

飯田線は愛知県第2の都市・豊橋から、自然豊かな奥三河、木曽山脈、伊那山地の山々の間を縫うように走りながら、長野県の辰野に至る195.8kmのローカル線で、全線がJR東海に属している。そんな長大ローカル線、飯田線の始発の豊橋駅を出ると船町駅、その次に下地駅がある…

春田駅 (JR東海・関西本線)~和風っぽいデザインの現代的な高架駅~

関西本線・春田駅、格子やふすまを思わす和風のデザイン。

関西本線の春田駅は、2001年3月3日、八田-蟹江間に開業した新しい駅だ。元は1993年(平成5年)、関西本線を高架化した際に開設された信号所で、8年後に駅になったのだからスピード出世と言えるだろう。しかし、地元の住民にとっては、30年近く待ち望んでようやく叶った賜物だ。周りは住宅街で、背後には高層団地が何棟も建ち並ぶ。

伊勢奥津駅(JR東海・名松線)~山間ののどかな終着駅~

JR東海・名松線、伊勢奥津駅、昭和10年の開業以来の木造駅舎

列車は名松線の終点、伊勢奥津駅に到着した。レールはプラットホームを少し行き過ぎた所で尽きていた。このレールは本来なら、山の間を縫うように先に伸び、約20km先の名張まで続くはずだった。しかし、1930年(昭和5年)に参宮急行電鉄(現在の近鉄大阪線・山田線)が先に名張まで開業し先を越されたた…