南海本線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

関西の大手私鉄・南海電鉄、南海本線の駅をめぐる鉄道の旅。
大阪市ミナミの難波駅から和歌山市駅までの64.2kmを結ぶ南海のメインとなる路線で、45駅を擁する。通勤通学、関西空港へのアクセスなど、都会的なイメージの路線だが、浜寺公園駅や諏訪ノ森駅のような貴重な洋風木造駅舎も。



高架化工事中の南海本線・諏訪ノ森駅西駅舎2020

南海本線・諏訪ノ森駅、保存工事中の洋風木造駅舎

南海本線、石津川駅‐北助松駅間の連続立体交差事業…つまりは高架化が計画された。この区間内には、浜寺公園駅、諏訪ノ森駅という名高く歴史ある木造駅舎を擁する駅あった。高架化は2006年に認可が下りたが、両駅舎を取り壊すのかどうかは決まらなかった…

曳家後の浜寺公園駅旧駅舎、カフェにギャラリーに工事中でも活用中

浜寺公園駅旧駅舎、イベントホールになった改札・窓口周辺

南海電鉄本線、堺市にある浜寺公園駅と言えば、明治40年(1907年)築の洋風木造駅舎が有名だったが、南海本線の高架化により2016年に109年の歴史に幕を下ろした。しかし、新駅舎前での保存が決まり、高架化工事の真っ最中だ。工事期間中、旧駅舎は「曳家(ひきや)」という工法で、解体せずそのままの姿で仮の場所に移動、保存される…

南海電鉄・浜寺公園駅~明治の洋風木造駅舎、現役最終日の夜~

南海、明治の洋風駅舎の引退迫る浜寺公園駅に集まる人々

2016年(平成28年)1月27日、南海電鉄・浜寺公園駅の明治築の洋風木造駅舎が遂に現役引退の時を迎える。この駅舎、1907年(明治40年)、東京駅を設計した事で有名な辰野金吾が片岡安と大阪で設立した「辰野片岡事建築事務所」が手掛けた事で知られている。駅舎は高架の新駅舎の前に移築され…

南海電鉄・浜寺公園駅、失われゆく名脇役を愛でる~現役引退迫る明治の洋風駅舎~

南海電鉄本線・浜寺公園駅、歴史感じる石積みのプラットホーム

2016年年明け、南海本線の浜寺公園駅を訪れた。浜寺公園駅の駅舎は明治40年(1907年)に建てられた洋風木造駅舎が現役で残っている事で知られている。しかしその駅舎も、南海本線の高架化により2016年1月27日を最後に役目を終える。名高い駅舎そのものは保存される事になった。しかしそれ以外の多くのものは失われゆく運命にある。それらは地味ながら、どれも駅舎と共に浜寺公園駅を構成し続けた一員で、歴史感じさせる興味深いものばかり…

淡輪駅(南海電鉄・南海本線)~時計塔が印象的な洋風木造駅舎~

南海電鉄・南海本線・淡輪駅、時計塔が特徴的な大正の洋風木造駅舎。

南海本線の列車に乗り、洋風木造駅舎が残っている事で知られる淡輪駅で下車した。メルヘンチックな時計塔が目を引く駅舎は、1924年(大正14年)に立てられた。南海は浜寺公園駅など味わい深い古駅舎が多く残り、この駅もそんな南海らしさを感じさせる…

諏訪ノ森駅(南海電鉄・南海本線)~大正築の小さな洋館駅舎~

南海電鉄・本線、諏訪ノ森駅上りホーム側の西駅舎。大正8年築の洋風木造建築。

浜寺公園駅の洋風木造駅舎を堪能した後、上り列車に乗り、1つ隣の諏訪ノ森駅で下車した。浜寺公園駅がもの静かな雰囲気だったのに対し、こちらは商店街の中にあり、街は活気づいていた。諏訪ノ森駅の配線は上り下りのホームが別になっている2面2線だ。しかし…

浜寺公園駅 (南海電鉄・本線)~今も輝く明治の洋風木造駅舎~

明治40年築、南海・浜寺公園駅の洋風木造駅舎(大阪府堺市)

国内には洋風駅舎は数あれど、大阪府の堺市にある南海の浜寺公園駅は最も素晴らしい洋風駅舎の1つに数えられるだろう。この洋風木造駅舎は1897年(明治30年)に浜寺駅として開業した。南海電鉄は松並木が美しいこの地区に遊園地を作り、昔は大阪からのリゾート客で、駅は大変賑わったと言う…