日本最古の駅舎・旧長浜駅舎をじっくり見る
現役最古の駅舎として、1886年(明治19年)築と推定されているJR武豊線の亀崎駅の木造駅舎はよく知られている。しかし現役ではないものを含めれば1882年(明治15年)築の旧長浜駅舎が最古となる。官設鉄道が国鉄のはるか前身、工部省鉄道局の管轄だった頃で、北陸線(後に北陸本線)という名称が与えられる以前の古い時代の頃だ…
この駅舎、大丈夫なんだろうか…
6月に九州を旅して「何これ…、この駅、台風とか来たら大丈夫なんだろうか?」と、心配になった駅舎がありました。日豊本線・上臼杵駅には1917年(大正6年)の駅開業以来の木造駅舎が現役。行程に余裕ができたため、少しだけ立ち寄ってみる事にしました。2007年に訪れて以来、約13年振りの訪問です。
彦根口駅 (近江鉄道本線)~凄まじいまでに古色蒼然とした木造駅舎~
彦根口駅で下車しまず驚かされるのが、駅舎の壁の古び具合だ。木の壁面は徹底的に使い込まれ、かつては白かったであろう漆喰の壁はすっかり黒ずんでいる。リニューアルされた木造駅舎が今でも多く残っているが、彦根口駅のこの駅舎は、それら小ぎれいな駅舎には無い凄みさえ漂わす…
新八日市駅(近江鉄道・八日市線)~大正の洋風駅舎はかつての本社駅~
近江鉄道の主要駅の1つで本線と交わる八日市駅から、八日市線の近江八幡行きに乗ると、すぐに新八日市駅だ。八日市駅からわずか0.6kmで、八日市市街地に意外い近いが、乗降した乗客はまばらで、駅前はこじんまりとしていた。しかし、2階建ての立派な木造駅舎が威風堂々と建つ…
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