宗谷本線(2) - 駅と駅舎の旅写真館



新旭川駅(JR北海道・宗谷本線、石北本線)~雪国らしい造りの木造駅舎~

JR北海道、駅開業の大正11年以来の木造駅舎が残る新旭川駅

宗谷本線の旭川行きの上り列車は新旭川駅に入線した。新旭川駅は石北本線との分岐駅だが、籍上では、石北本線が新旭川駅が起点となっていて、宗谷本線としては途中駅となっている。しかし、両線の列車とも全て旭川駅まで直通していて、運行上は途中駅と言える…

塩狩駅 (JR北海道・宗谷本線)~もしかしたら… 日本最北の枯池かも!??~

JR北海道宗谷本線・塩狩駅、大正築の木造駅舎

木造駅舎やかつて泊まったことがあるユースホステル跡を見たくて、塩狩駅で下車したのだが、まさか枯池があるとは思いも寄らなかった。何故なら北海道みたいに寒さが厳しい地域は、一年の3分の1が雪で埋もれている地域も珍しくないからだ…

宗谷本線・北星駅~朝礼台、掘っ立て小屋、ホーロー看板が味わい深い秘境駅~

北星駅「毛織の北紡」のホーロー看板が取り付けられた待合室

宗谷本線・名寄駅近くの宿に泊まった翌日、北星駅を訪れようと思った。北星駅は名寄駅より二駅北にあり、約13km離れている。秘境駅と言われるような駅という。そして「北星」という駅名は、「北」という最果て感と、「星」という遠さや瞬きを感じさせる響きが、北海道という土地と重なり…

宗谷本線・抜海駅~日本最北の木造駅舎、そして無人駅へ…~

宗谷本線・抜海駅、石積みの古いホームとJR北海道仕様の駅名標

宗谷本線終点の稚内から2駅南の抜海駅へ…。ここより北の稚内駅と南稚内駅はコンクリート駅舎なので、この抜海駅の駅舎こそが日本最北の木造駅舎だ。開業は1924年(大正13年)6月25日。この小さな駅舎はそれ以来、冬の厳しい寒さに耐え続けてきた…

南下沼駅 (JR北海道) ~冬の宗谷本線、廃止迫る小さな駅…~

冬の宗谷本線、早朝の南下沼駅に到着したキハ54の普通列車

朝の5時前、特急利尻で宗谷本線の幌延駅に降り立った。稚内行きの普通列車までは一時間半もあるので、一旦、待合室に向かった。ストーブは点いているものの、外の寒さに押されているのか、火力が弱いのか、思いの外、暖かくない。寒い思いをしながら列車はまだかと待ち焦がれた…