上信電鉄(1) - 駅と駅舎の旅写真館

群馬県のローカル私鉄、上信電鉄の駅をめぐる鉄道の旅

高崎駅―下仁田駅の上信線を運行。路線距離33.7㎞、全21駅の路線。1897年(明治30年)開業で、これは私鉄では日本で3番目、東日本では最古という古い歴史を誇る。

現代でも木造駅舎が多く残るが、ユニークなのが駅舎の規格化があまりされなかったよう…。古く趣溢れる上信線の駅舎はそれぞれが個性的だが、上信線らしいさを持ち合わせる。駅舎巡りが楽しい路線だ。



上州一ノ宮駅 (上信電鉄)~味わい深い佇まいに包まれた木造駅舎~

上信電鉄・上州一ノ宮駅、レトロで味わい深い佇まいの木造駅舎

十数年振りに上信線の上州一ノ宮駅に降り立った。急角度の切妻屋根が特徴的な駅舎は、ホーム側はクリーム色で塗装されてるが、古い木造駅舎らしさ溢れる佇まい。窓枠や付け庇も古い木のまま。屋外改札口が残るのも昔の駅さながら。まさに昔の駅に降り立ったような感覚に陥る…

吉井駅(上信電鉄上信線)~看板建築風のユニークな木造駅舎~

上信電鉄・看板建築のような木造駅舎が特徴的な吉井駅

木造駅舎の左側の待合室部分だけに四角く出っ張っていて、その屋根の部分は板のようなもので覆われた看板建築のようなレトロな造りが印象的だ。その部分を除けば、横長の半切妻屋根というありふれた造りだ。個性的な木造駅舎が多く残る上信電鉄だが、なぜこの形なのだろう…

駅猫の誘惑~駅巡りの旅で出会った猫たち…~

銚子電鉄・笠上黒生駅の駅猫

駅と駅舎の旅写真館、小さな写真展「駅写*今日の一枚」2021年1月は駅猫特集。「主なき家」「罪深き爪とぎ」「睨み」「店番」「改札のお時間」…

上州七日市駅 (上信電鉄)~住宅に挟まれ立地する木造駅舎~

上信電鉄・上州七日市駅、駅員宿舎付きの木造駅舎

民家の間から垣間見える上州七日市駅。周囲には民家が迫り、駅前広場などと言ったゆとりのあるスペースは無い。道は駅舎で突き当たりとなっている。民家の隙間に無理やり駅舎を作ったのか…?それとも、駅舎の周りに密着するように住宅が建てられていったのか…