本当は犬派なんですけど…
それでも旅で出会うと愛でずにはいられない!猫がいる駅の情景。
主なき家
この家に彼が帰る事はもう無かった。
でも虹の橋の先にある天国から
次の百年に向けて時を刻むこの駅を見守ってくてれいると信じている。
(JR九州・肥薩線・嘉例川駅)
※関連ページ: 嘉例川駅訪問記
雨の日
待合室の中で一匹の猫が遊んでいた。
雨で濡れる駅前を眺める後姿は
「外で遊びたいなぁ…」
とため息を漏らしているようだった…
(富士急行・谷村町駅)
※関連ページ: 谷村町駅訪問記
猫の王国
枯れた池のある廃れた庭園がある駅。
この人々に顧みられなくなった木々や緑が茂る一角はもう猫たちの領土だ。
ある者は物思いに耽り、
ある者は闊歩し…
自由気ままな時を過ごしていた。
(JR九州日田彦山線・石原町駅)
※関連ページ: 石原町駅の枯れた池のある廃れた庭園跡
改札のお時間
さぁて、キリっとして…ひと仕事するよ!
ひと仕事済ませたから寝る!座布団が気持ちいいニャー
(上信電鉄・西富岡駅)
店番
駅前商店だった家屋にレトロなたばこのショーケースが置かれていた。その横で
「何が欲しいんだい?」
と話し掛けてくるかのように、一匹の猫が私を見つめていた。
(JR西日本・芸備線・木次線、備後落合駅)
※関連ページ: 備後落合駅の池庭跡と駅舎
睨み
側線跡で一匹の猫を見つけた。
面白がってしつこく追っていると、しまいには茂みに隠れてしまった。
茂みの中を覗いてみると…
寛いでいたのによくも邪魔をしやがってとギロリと私を睨みつけていた。
(銚子電鉄・笠上黒生駅)
罪深き爪とぎ
こらっ!
木造駅舎で爪を研ぐのはやめなさい!
…すみません、やめて下さい。お願いします、御猫様。
(JR西日本・三江線、川平駅)
※関連ページ: 川平駅訪問記