筑肥線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

JR九州・筑肥線の印象的な駅をめぐる鉄道の旅。
姪浜駅‐唐津駅間42.6km、末端の山本駅‐伊万里駅間の25.7kmという変則的な路線、全30駅。前者は福岡市営地下鉄と相互乗り入れを行う都市型の路線だが、後者は寂れたローカル線のイメージ。唐津‐山本間は唐津線により繋がる。元は博多駅から直通する1本の路線だったが、1983年の地下鉄との相互乗り入れ・電化により、博多‐姪浜、虹ノ松原‐山本の旧線が廃線になり今の姿に。


木造駅舎、窓口跡の向こう側。気になる駅事務室の中…(2)~JR九州編~

JR九州・長崎本線・肥前七浦駅、改装され待合室となった旧駅事務室

鹿児島県、肥薩線の嘉例川駅は、築100年の木造駅舎のある駅として、今や鉄道ファン以外の見物客も多い観光スポットとして定着した感もある。それもあってか、2012年の4月に訪れた時、かつて3回の訪問では閉じられていた駅事務室が開放されていた…

筑肥線・鹿家駅、旧駅舎へのオマージュ

JR筑肥線・鹿家駅、旧駅舎時代からの桜の木と新しい簡易駅舎

JR九州・筑肥線の鹿家駅。かつては木造駅舎があり、2005年に訪れた事があります。しかし2013年に老朽化のため取り壊されたしまいました。保存の動きがありましたが、残念ながら実現しませんでした。2015年、筑肥線に乗った時、どうなっているのかなと鹿家駅に下りてみる事に…

肥前長野駅(JR九州・筑肥線)~廃虚のようなオンボロ駅舎の10年後~

JR筑肥線・肥前長野駅の木造駅舎、ホーム側

2005年に初めて肥前長野駅を訪れてから10年の歳月が過ぎた。駅開業の1935年(昭和10年)3月1日以来の木造駅舎が残るが、初めて見た時、廃虚のような荒廃振りに大きな衝撃を受けたものだ。待合室は廃品が占拠し、旧駅事務室にも廃品がごちゃごちゃに置かれ、待合室以上に荒れていたものだ。

肥前長野駅(JR九州・筑肥線)~廃墟同然の木造駅舎!?~

筑肥線、傷みが激しい肥前長野駅の木造駅舎

筑肥線の肥前長野駅で列車から降り、待合室の扉を開けた瞬間驚いた。高齢者用の電動カートは駅利用者が停めているのかもしれないが、ソファーが積まれ、壊れたタバコの自動販売機が放置されるなど、まるで廃品倉庫と化していたのだ…

山本駅 (JR九州・唐津線・筑肥線)~レールの間に堂々と?残る枯池~

山本駅、2・3番線端、唐津線と筑肥線のレールに挟まれた枯池跡

山本駅はJR九州・筑肥線、唐津線の乗換駅で、木造駅舎のある1番線と、そこから離れた島式ホームの2・3番線という2面3線という構内配線の、ローカル線の乗換駅らしい広めの駅構内だ。島式ホームの端、構内通路踏切の横に枯池があった…