深名線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

JR北海道・深名線の駅をめぐる鉄道の旅。
深川‐名寄間の121.8㎞を結んでいた路線だったが、1995年9月4日廃止。廃線時は21駅の駅があった。
過疎化が進み、国鉄時代には特定地方交通線の第二次廃止対象に選定されたが、冬季間の道路が未整備のため、生き延びた。しかし、始終駅を除けば、沿線にこれといった規模の街や有名な観光地も無く、いくつもの国鉄赤字ローカル線が廃止された後も、過疎地帯を細々と運行される様は、北海道最後の偉大なるローカル線の風格だった。


沼牛駅~深名線廃線から21年…甦った木造駅舎~

深名線廃線から21年…見事に蘇った沼牛駅の木造駅舎

深名線が廃止から20年になろうとしている頃、意外にもいくつかの木造駅舎が残っている事を知った。鷹泊駅、沼牛駅、政和駅、添牛内駅と4駅の木造駅舎が傷みが進みながらも残っているらしい。その中の一つ、沼牛駅の駅舎は地元の人が買い取り、雪下ろしや補修などをし地道に守ってきたという…

深川駅 (JR北海道・函館本線・留萌本線)~国鉄形駅舎に添えられた池庭~

JR函館本線・留萌本線・深川駅、駅舎横の池のあるミニ庭園

深川駅で下車し駅前を見ていると、駅舎の横に柵で囲まれた緑豊かな一角があるのを発見した。前回この駅に来た時は冬で雪が積もっていて、存在に気付かなかった。中には木々が植えられごつごつとした岩が配されているのが見え、ちょっとした庭園の風情だ…

鷹泊駅 (JR北海道・深名線)~廃線後、木造駅舎は朽ちるままに…~

まだ廃線となる前の深名線の写真を懐かしく見ていた。すると夜の鷹泊駅の写真があった。1990年代前半の冬、深川行きの列車に乗っていて、鷹泊駅に停車した時、車窓の外にたまたま駅舎が入ったのでシャッターを切ったのだろう。その頃は木造駅舎に興味は無かった…