神奈川県(1) - 駅と駅舎の旅写真館

神奈川県の印象深い駅をめぐる鉄道の旅。
木造駅舎など古く趣きある駅舎、ローカル線の無人駅、ふらりと下車し心魅かれた駅etc…。春夏秋冬、駅を巡る旅『駅旅』で目の当たりにした心に残る風景。駅構内設備、駅前や周辺の気になるモノ、そして、あの日、あの瞬間、体感した空気感も…



JR東日本、横浜支社の木造駅舎って…

JR横須賀線・横須賀駅の木造駅舎、コンコースの大屋根

横須賀線、横須賀駅。東海道本線の早川駅、根府川駅、真鶴駅… JR東日本・横浜支社管内の木造駅舎に見られるユニークな共通点とは…

大磯駅(JR東日本・東海道本線)~駅前ロータリーの中の池庭~

JR東日本東海道本線・大磯駅、大正築の洋風駅舎

秋の青春18きっぷ的な「秋の乗り放題パス」で帰路に就きつつ駅巡りをしている時、大正築の洋風駅舎が残ると言う大磯駅で下車してみた。首都圏を思わす平塚駅までの風景とは一変、海に近いが高台の木々に囲まれた長閑な風景が広がっていた…

向ヶ丘遊園駅 (小田急電鉄・小田原線)~都会の街並みの中生き残る小さな木造駅舎)~

小田急電鉄・小田原線、マンサード屋根が特徴的な向ヶ丘遊園駅北口駅舎

2回目の訪問となる小田急電鉄の向ヶ丘遊園駅。2000年代の前半で、ほぼ残存していた向ヶ丘遊園モノレール線の廃線跡を辿り、正門前駅まで雨の中歩いたものだ…。北口駅舎は駅開業の1927年(昭和2年)築の木造駅舎だ…

倉見駅 (JR東日本・相模線)~大正のコンクリート駅舎~

JR東日本・相模線・倉見駅、大正築のモダニズムコンクリート駅舎

2004年の3月に訪問して以来、約12年振り2度目の訪問だ。駅舎は箱型のコンクリート駅舎というシンプル過ぎる形状にアーチ型の出入口が印象的。半円の窓を通して見る外の世界は不思議な感じで、大げさながら芸術性とはこんなちょとなもので…

根府川駅~東海道本線の数少ない無人駅、慰霊碑と池庭…~

東海道本線・根府川駅の金魚泳ぐ池庭、眼下を列車が走る

木造駅舎が残る神奈川県のJR東日本の根府川駅で下車してみた。東京‐熱海間の長大編成の普通列車が何本も行き交い、東海道本線東京口の圏内とも言えそうだが、ここまで来るとローカル色も混じり始める。根府川駅は美濃赤坂支線の美濃赤坂駅と荒尾駅を別にすると、東海道本線唯一の無人駅だ…

鶴見臨港鉄道・本山駅跡~JR鶴見線に残る廃駅跡~

JR鶴見線に残る、前身の鶴見臨港鉄道・本山駅廃駅跡、プラットホーム

京浜工業地帯の横浜市から川崎市にかけてのエリアに路線を伸ばすJR東日本の鶴見線は、鶴見臨港鉄道を起源とする。鶴見臨港鉄道は京浜工業地帯の貨物輸送を目的に、実業家・浅野総一郎が中心になり設立された。浅野総一郎は、明治、大正、昭和初期に、鶴見・川崎地区の港湾埋め立て事業を推進し…