上滝線(1) - 駅と駅舎の旅写真館

富山地方鉄道・上滝線の駅を巡る鉄道の旅
籍上は南富山‐岩峅寺間の12.4㎞、全11駅の路線だが、南富山‐稲荷町間の不二越線と一体的に運行されていて、よく不二越・上滝線と総称される。
列車増発の社会実験がされたり、LRT化・市内線乗り入れが検討されたりと、生き残りのため、今後のあり方が模索されている路線である。


岩峅寺駅 (富山地鉄立山線・上滝線)~昭和の街並みが似合いそうなレトロ駅舎~

富山地鉄・岩峅寺駅、和風の造りの二階建て木造駅舎

上滝線の駅巡りをし立山線との接続駅である終点の岩峅寺駅で下車した。入線した3番線は上滝線専用ホームで、4線あるプラットホームの中で唯一の行き止まりホームだ。駅舎への通路は古色蒼然とした上屋が掛かり、レトロな雰囲気満点…

上堀駅(富山地鉄・上滝線)~古き木造駅舎は朝の通勤通学時間帯で大賑わい~

富山地鉄・上滝線・上堀駅の木造駅舎、木目浮く待合室

上堀駅で下車すると、古い木で組まれた軒と柱、そして木製ベンチが目に入った。ベンチは実際に使えるような代物ではない。きっと何十年とこの場所に置かれているのだろう。1本1本、細い木を組んで作られたベンチは歪み、座ると崩れてしまいそうだ…