有間川駅~海に抱かれ佇む古き木造駅舎~(えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン)



駅前に日本海広がる駅

越後トキめき鉄道・有間川駅プラットホーム
列車は直江津から車窓右側に海を眺めつつ、国道沿いの無人駅、有間川駅に到着した。
越後トキめき鉄道・有間川駅、木造駅舎の向こうに見える日本海
木造駅舎の向こうに大海原が広がるのは駅開業の昭和21年以来の風景だ。
越後トキめき鉄道・有間川駅の木造駅舎、古い軒の柱
駅舎は改修されているが、軒を支える柱をすさまじく古色蒼然としている。
越後トキめき鉄道・日本海ひすいライン、駅から海が望める有間川駅
駅舎から一歩踏み出すと、眼前に海が広がった…

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雨混じる曇り空で色はやや冴えない…それでも駅前に広がった海の眺めは心地よい。
越後トキめき鉄道・有間川駅、日本海沿いに佇む木造駅舎
有間川駅の木造駅舎は、近年、外壁が改修されたようだが、古く素朴なムード。海沿いの斜面を切り開いた立地で駅前は狭かった。
越後トキめき鉄道・有間川駅、木のままの造り残す駅舎車寄せ
古い木のままの車寄せは鬼瓦がいい味を出している。
越後トキめき鉄道・有間川駅、古い木造駅舎らしい板張り残す
外壁の一部は、古い木の板張りが残され木造駅舎らしい雰囲気に満ち溢れ駅の歴史を垣間見せる。
越後トキめき鉄道・有間川駅の木造駅舎、待合室
待合室は木の天井など昔の造りを残す。ベンチが一脚も無くがらんとしていてやや殺風景…
越後トキめき鉄道・有間川駅、無人駅となり塞がれた窓口跡
無人化され約半世紀で、窓口跡は塞がれていた。しかし上部の明り取りの窓はそのまま。窓の向こうの駅事務室が気になる
越後トキめき鉄道・日本海ひすいライン、有間川駅に入線する単行列車
迎えの列車はET122形気動車だ。あんこうや蟹が描かれた単行列車は不思議な可愛らしさだ。

有間川駅訪問ノート

 2015年(平成27年)3月14日、北陸新幹線の金沢延伸に伴い、北陸本線から第三セクター鉄道に転換されたえちごトキめき鉄道の日本海ひすいライン。有間川駅はその新しい路線名の通り、眼前に日本海の絶景が広がる場所に位置している。

 信越線の支線としてこの区間の直江津駅‐名立駅間が開業したのは1911年(明治44年)7月1日だが、有間川駅は当時としては駅間が短く、必要な土地を確保し辛い事kから駅は設置されなかった。

 しかし長年の陳情が叶い、戦後の1946年(昭和21年)9月1日に有間川仮乗降場とした開業、翌年の7月1日に駅に昇格した。

 駅舎は駅開業時の昭和21年以来の木造駅舎だ。改修箇所は目に付くが、それでも使い古された木の質感が味わい深く、70年以上の歴史はしっかりと垣間見せる。何と言っても、海を望める位置にそんな駅舎が佇んでいるのがたまらない。

 集落は約1㎞東にあり、駅周辺はややひっそりとした感で、秘境駅感が漂う。現在の一日の乗降客数は十数人程度という。

[2019年(令和元年)8月訪問](新潟県上越市)

レトロ駅舎カテゴリー: 一つ星 JR・旧国鉄系の一つ星レトロ駅舎


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