ヨーロッパの終端駅のようなドーム状の駅
[2007年(平成19年) 7月訪問] (京都府京都市左京区)
冬の駅舎を彩るイルミネーション
[2016年1月訪問]
八瀬比叡山口駅訪問ノート
1925年(大正14年)9月27日、八瀬駅として開業。駅名は遊園地・八瀬遊園が開業したため「八瀬遊園駅」と改称されたが、後身の施設が2001年に閉園となったため、2002年に現在の八瀬比叡山口駅となった。その名の通り、比叡山に行けるケーブルカー路線、京福電気鉄道・叡山ケーブルーのケーブル八瀬駅はすぐ近くだ。
駅舎は大正の開業以来のもの。ドーム状の木造上屋に覆われたプラットホームは、まるでヨーロッパ大都市のターミナル駅を思わせる風情で、不思議な異国情緒漂う。大きな建築物だが、部屋らしい部屋は、片隅の業務用のスペースのみで、待合室も無い。大きな東屋のような感じで意外と解放感がある。
駅周辺は緑豊かな集落で、京都市街の喧騒の後だと、より木々の緑が心に染み癒される心地だ。
レトロ駅舎カテゴリー: 私鉄の三つ星レトロ駅舎