揖斐駅訪問ノート
駅の開業は1919年(大正8年)の初代の養老鉄道時代。2007年に近鉄から現在の養老鉄道が運行を引き継いだ。
北端の終点が揖斐駅だ。名鉄揖斐線の黒野駅-本揖斐間が廃線となってからは、揖斐川町唯一の鉄道駅として街の玄関口としての役割を担う。
2004年頃にもこの駅に訪れた事がある。当時もっと構内跡が広く、南側に側線跡が広がり、少し斜めに配置されたたホーム跡もぽつんと残っていたもの。かつての賑わいを偲ばせた。
駅舎はいつ建てられたかは解らない。でも開業の大正時代だろうか?
今回は黒野駅跡を訪れてからバスで来た。最初に正面から眺めて、新建材で味気ないなあというのが久しぶりに眺めての第一印象だった。しかし中に入ると、切符売場や改札口、待合室など、改修されながらも絶妙な古を残し、昔ながらのローカル線の小駅らしさが漂っていた。改修駅舎の妙味…、とでも言うのだろうか?
[2017年 (平成29年) 8月訪問](岐阜県揖斐郡揖斐川町)
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- 私鉄の一つ星レトロ駅舎