長良川鉄道(1) - 駅と駅舎の旅写真館

岐阜県美濃地方のローカル線、長良川鉄道の駅を巡る旅

国鉄越美南線を引き継いだ第三セクター鉄道で、美濃太田駅‐北濃駅間の72.1㎞を結ぶ。全38駅。

その名の通り、長良川沿いに山深い奥美濃を目指す路線で、素朴な田舎風景が広がる。

観光列車「ながら」が話題だが、国鉄時代からの古い木造駅舎が残っている駅が多い。中には側線跡といった昔からの駅施設を良く残してる駅もあり、古き良き国鉄時代を感じさせる味わい深い駅も。



美濃市駅(長良川鉄道)~国鉄駅らしい懐かしい佇まいに溢れる駅~

長良川鉄道・美濃市駅、木造の上屋が重厚な駅舎への通路

2015年秋、長良川鉄道のレトロ駅舎を巡り帰路に就いていた。やや高い所にある美濃市駅に停車した。予定には無かったが、車窓の外に広がった夕景が私の足を引き留めた。その時、駅舎など古い駅施設が残ってるものと思ったが、夜であまりはっきり見られなかったし、写真も十分に撮れなかった。それから約6年後、再び美濃市駅に降り立った…

大矢駅 (長良川鉄道・越美南線)~国鉄ローカル線らしさ残す駅~

長良川鉄道・大矢駅、素朴で味わいある木造駅舎が残る

20年振りに、岐阜県の長良川鉄道を訪れ、昼頃、大矢駅で降りてみた。国鉄越美南線時代は美濃下川と名乗り、1986年(昭和61年)12月11日の第三セクター転換時に現在の駅名に変更された。小高い山に囲まれた中、2面2線の相対式プラットホームがあり…