上臼杵駅の風景
上臼杵駅訪問ノート
駅開業の1917年(大正6年)以来の木造駅舎が現役。何といっても植栽が整えられたスロープが美しく、乗降客を迎える古く趣きある木造駅舎が佇む様が、鉄道が賑わっていた頃の駅はこんな風だったのだろうと、古き良き時代への郷愁をかき立てる。一本列車を見送って、木のベンチに座ってのんびりと過ごしたくなる風情だ。
私が訪問した頃は委託駅だったが、2015年(平成27年)のダイヤ改正で無人駅となった。
駅から少し歩いた所にある平清水(ひらそうず)地区は、寺社や古い建物が残り、そこはかとなく歴史感じさせる。現在でも臼杵の中心的商業地区で、名物のふぐ料理の店などもある。
[2007年(平成19年) 6月訪問] (大分県臼杵市)
~◆レトロ駅舎カテゴリー: JR・旧国鉄の三ツ星駅舎~
上臼杵駅再訪。
2020年6月に上臼杵駅を再訪した。あの木造駅舎自体は変わらずだったが、駅舎前の木々、カイヅカイブキが異常なまでに成長し大変な事になっていた。台風でなぎ倒されると駅舎が大きく損傷するのではと心配になるほど。よろしければ、下記の記事へどうぞ。
あと、近年のインスタグラムのブームもあってか、こんな駅名標が設置されていた。