富山地鉄の駅で見るレトロな広告付き鏡



富山地鉄のレトロ駅舎名物!?

 この前、岩峅寺駅の訪問記を作っている時、富山地鉄ではこんな面白いものをよく見掛けたなぁと思い出しましました。

富山地鉄・岩峅寺駅待合室のレトロな鏡広告

レトロさ溢れる広告付きの鏡です。

鉄道の鏡広告は駅でたまに見かけたり、名古屋の地下鉄では車両の扉横のスペースに今でも設置されています。

ただ富山地鉄の駅となると、大掛かりな改修が施されていないレトロな駅舎が多く残っているためか、そこにある鏡広告は昭和が薫るようなレトロなものばかり…

富山地方鉄道・浦山駅、衣料品店広告付きの鏡

 こちらは本線、浦山駅の広告付き鏡。衣料品店のもので大楠公、カネボウのレトロなロゴが記され、両サイドのメッセージに店主の気持ちが込められた手作り感を感じます。

富山地鉄・釜ヶ淵駅、駅舎内待合室の鏡

こちらは立山線・釜ヶ淵駅。窓口横にひっそりと掲げられています。ただ広告主のお店はもう店じまいしてしまったようで、広告の部分は塗りつぶされています。

富山地方鉄道・有峰口駅、待合室の広告付き鏡

立山線・有峰口駅、商店の広告が入った鏡。この駅はかつて小見という駅名で、駅舎正面にその表記が残っている事で知られています。その小見の名が住所に記されている事から、地元にある商店と思われます。

富山地方鉄道・五百石駅、駅の広告付き鏡

 立山線・五百石駅、化粧品店の鏡広告。時代感じるきれいなモデルさんや古いロゴがいい味醸し出しています。

富山地方鉄道・早月加積駅、広告付き鏡

本線・早月加積駅の鏡広告。時計屋ですが、下部が4箇所、四角くくり貫かれているのが目を引きます。時計屋さんだけあって時を表示するのが関心事で、時間とまではいかなくても、何月何日何曜日かを表示でき、有人駅時代は、駅員さんが毎日、替えていたのかもしれません。


 どれもユニークで味わいがあり、ひかれるモノがあります。今度、富山地鉄の駅巡りをする時は、鏡広告を注意深く探してもいいかもしれません。