堀切駅(東武鉄道・伊勢崎線)~小さな池と木造駅舎のある風景は東京23区内とは思えない…~



大都会の小さな池庭

 東武鉄道・伊勢崎線の堀切駅は、東京都区内にありながら、こじんまりとして素朴な木造駅舎が現役と聞き訪れた。駅前を歩き、何気に路線脇の茂みの中を覗いてみると、小さな池を発見した。

東武鉄道・堀切駅、伊勢崎線レール横の小さな池

 堀切駅には木造駅舎だけでなく、何と小さな池庭も残っていたのだ!田舎の駅でさえ、池庭は打ち棄てられ枯れ上がってしまっている事が多いのに、よく残っていたものだ。池の中では何匹もの金魚がスイスイと気持ちよさそうに泳いでいるのが、いっそう色鮮やかに私の目に映った。

 もう堀切駅を訪れたのは5年以上も前だ。当時はまだこんな駅にある池をじっくり観察するという習慣が無いながら、新鮮な驚きだった。今度訪れた時は、駅舎と共にじっくりと堪能したいものだ。

[2006年(平成18年) 10月訪問](東京都足立区)

堀切駅訪問ノート(駅舎etc…)

東武・堀切駅、都区内とは思えない素朴で小さな木造駅舎

 下りホーム側の西口駅舎は、東京23区内の駅とは思えないほど小さく素朴な木造駅舎で、まるで田舎のローカル私鉄の駅のようだ。1902年(明治35年)に旧線上に駅開業。建築時期は不明だが、1905年(明治38年)休止、1908年(明治41年)廃駅、1924年(大正13年)に新線上に移転開業という流れを見れば、移転開業時以降と見るのが自然だろう。

 下りホームと上りホームは完全に独立した構造となっていて、改札内で両ホーム間を行き来する事はできない。

 駅は荒川堤防の真横に立地し、駅西側は隅田川が蛇行し、南側には旧綾瀬川の水路が隅田川と荒川をつなぐかのように存在する独特の立地だ。すぐ側の荒川沿いの広々とした土手の風景は、ドラマ「3年B組金八先生」では、ほぼ毎回出てきた定番中の定番のロケ地だ。

 時期は不明だが、駅舎は改修されたようで、新建材の外壁、屋根はトタン葺きになるなど、私の訪問時とは雰囲気はやや変わっている。


◆レトロ駅舎カテゴリー: 一つ星~私鉄の一つ星クラスの駅舎~


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