十数年前とはガラリと変わった木造駅舎
茶内駅訪問ノート
過疎の影は感じるが、花咲線では数少ない、駅周辺に街並らしい街並みが形成されている駅。それでも長閑なものだが…
駅舎は戦後の1950年(昭和25年)築。2007年、列車交換でちょっと下車した時は、一面オレンジ色に塗られていたが、2019年降り立ってみると、全く違う緑色に!戸惑ったが、きれいに改修されていて、旧駅事務室内部は集会所のように使われているよう。地元の人々に大切に使われているのを感じる。
何かと改修されているが、よく見ると、縦板張りや、独特な軒柱の造りが趣き深く、古い木造駅舎らしさを留めているのが印象的。同じ花咲線の糸魚沢駅の木造駅舎が取り壊され、花咲線のレトロ駅舎はもう無いなと思っていたが、茶内駅の駅舎も捨てたものじゃない。まだいい駅舎はあったものだ。
[2019年(令和元年) 7月訪問] (北海道厚岸郡浜中町)
~◆レトロ駅舎カテゴリー: JR・旧国鉄の一つ星駅舎~