駅の枯池(+池庭)

駅舎に寄り添うように…
駅の片隅にひっそりと…
日本全国の駅を巡る旅で見つけた、駅の中の池のあるミニ庭園、またはその遺構、つれづれ。


尾関山駅(JR西日本・三江線)

 三江線の尾関山駅は列車で何度か通り過ぎたことがある。初めてこの駅を車内から見た時、夜の闇の中、構内通路の両側に高く育った2本の蘇鉄が印象的に映ったものだ。

 構内配線は元々、島式で2線のホームだったと思われる。しかし、駅舎に近い1線の方はかなり前に撤去されたようだ。それもあって、駅舎までは少しだが距離があり、駅舎の周りに木々が垣根のように植えられているのも、ゆったりとした雰囲気を感じる。

jR西日本・三江線、尾関山駅の枯池

 その木々の中を見てみると、枯れた池があった。

 枯池はひょうたんか前方後円墳か...、そんなものを思い起こさせる形をしている。昔は垣根と蘇鉄が印象的な構内に潤いを添えていたのだろう。

尾関山駅枯池、何かの台座?

 今、はっきりと残っているのはひょうたん型の池の構造しかない。しかしよく見ていくと、ちょっとした飾りの跡らしきものがある。ほとりに置かれたこの石の上には、コンクリートが塗られた痕跡があった。何かを置く時に接着剤代わりにしたのだろうが、一体何が飾られていたのだろうか...?

 
[2011年4月訪問](広島県三次市)